出版社内容情報
株必勝法のすべてのインチキを見破ります!
27歳無職のジェイコム男はなぜ、5年で100億円の資産をつくれたのか? 意外な観点から株式市場の光と闇を照らす、画期的な株入門書。
内容説明
ふつうの人でも、あらゆる株必勝法のインチキを見破り、カモられずにお金を増やせる方法がある!株をやらないつもりの人でも思わずやりたくなる、クールで知的な株入門。
目次
第1章 株で100万円が100億円になるのはなぜか?
第2章 ホリエモンに学ぶ株式市場
第3章 デイトレードはライフスタイル
第4章 株式投資はどういうゲームか?
第5章 株で富を創造する方法
第6章 経済学的にもっとも正しい投資法
第7章 金融リテラシーが不自由なひとたち
第8章 ど素人のための投資法
著者等紹介
橘玲[タチバナアキラ]
作家。昭和34(1959)年生まれ。早稲田大学卒業。2002年、小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アポロ
37
インデックスもしてるけど地味だしつまらないんだよな!自分を信じて、未来を想像して楽しく個別株買ってる!そんな僕臆病者じゃないのかな?2021/08/07
ぶ~よん
32
最近、金融リテラシー向上活動を実施しています。あまりにも杜撰すぎたサブスクによる出費を全て見直し、つみたてNISAやジュニアNISAをはじめ、確定拠出年金や各種保険内容も精査する日々。本書は2006年に書かれたものであるが、現代社会の金融系YouTuberの話と内容がほぼ一致しており、自分が知らなかっただけで、金融の一般常識は変わっていないことが理解できた。多くの世界に共通することだが、不正解はあるけど正解はない。私のような面倒臭がりな人間は、インデックスで全世界株式に長期投資。これしかない!2021/08/21
ごへいもち
30
世界市場のインデクスファンドがオススメらしい(2006年春現在)が、私も著者と同様オススメを実行しない自由を選択。どこまで臆病w、っていうか怠け者。金融リテラシー全くないってこともあるけど。職場ではコンピュータリテラシーがないと本当に困る(はず)。「金融のプロ」って本当にしょうもないなぁ。私は橘氏の本として読んでみたけど読メのコメントを見るとずいぶんあちこちで高い評価を得た本だったらしい⇒私はやっぱり門外漢2012/09/17
魚京童!
29
読んでた。株でもやろうかなって思った。そして全部スル。誰かが書いてた世界の株価が上がっているから、貯金してもしょうがないっていうのはどこに書いてあったのかわからなかった。それでもいいやって思った。株はまだいいや。賭け事はいいや。お金を稼ぐために仕事をするなって人はいい、仕事をしていたらお金があったほうがいいらしい。でもそういうわけにはいかないよね。人と話さず、のんびり旅でもしていたい。それはいまが忙しいから。そういうことなんだと思う。暇なときはお酒を飲んで、幸せ。幸せを噛みしめて、翌日、頭を抱えている。2021/11/20
saga
29
著者の『臆病者のための億万長者入門』では普通預金が平時の最強金融商品であった。本書は株取引に関することを著者らしく考察するもので、結論はギャンブル性を楽しむトレーディング、研究と知識の上に成り立つ長期保有、そして平均的な利益に甘んじるインデックスファンドを、自己責任において選択するということだと理解した。本書刊行直後にサブプライムローン問題が発生したので、できればその辺も重版がかかった時に増補してほしかった。2018/07/14