文春新書
セレブの現代史

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  • サイズ 新書判/ページ数 242p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166605064
  • NDC分類 361.83
  • Cコード C0295

出版社内容情報

〈セレブ・ビジネス〉の舞台裏に迫る!
〈セレブ〉とは、“なる”ものではなく、“つくられる”ものである。〈セレブ〉と一般人のちがいはたった「スキン(皮)一枚」!

内容説明

人がセレブに憧れ注目することで流行やブランドが生み出され、政治、経済が動いていく。まさに、現代は「セレブ文化」の時代である。セレブが作り出す“世の中のしくみ”とは。

目次

第1章 セレブの誕生
第2章 映画スターのセレブ
第3章 テレビのセレブ
第4章 ポップスのセレブ
第5章 アートとセレブ
第6章 ファッションとセレブ
第7章 女性とティーンズ
第8章 政治とセレブ
第9章 セレブ・テン・ギャラリー

著者等紹介

海野弘[ウンノヒロシ]
1939年東京生まれ。早稲田大学文学部卒業。出版社勤務を経て、美術、映画、都市論、小説等の分野で精力的に執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Tera

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セレブという称号を得さえすればその人の専門性に関係なく分野を越境できるようになったのが現代。いくら専門性・能力を磨いてもしばしばセレブの持つ知名度には勝てないって、なんか悲しいよね。2014/01/19

Naota_t

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第六章「ファッションとセレブ」も現代と直結していて興味深かったけれど、第五章「アートとセレブ」が自分は一番面白かった。 アンディ・ウォーホルがアートを商業化したのは知っていたけれど、いつか作品を観たいと思っていたダミアン・ハーストもその類だったとは。 セレブ・カルチャーが発達した功罪で劇場型政治が進展したのは難儀だけれど、今の野田総理ってポピュリズム政治とは対照的だな、、、 2012/08/26

鏡子

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セレブ=メディア=流行。人はなぜセレブに憧れるのか。幸せそうに見えるから。セレブとは判りやすい存在。つまり流行とは判りやすいもの?セレブも皮一枚剥げば私たちと変わらないのだから、他人に捕われず自分を基準に生きようよ、ということかしら。正直よくわからなかった。2012/01/07

をとめ

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図書館2019/12/22

paxomnibus

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2006年の本だがすでに古い感じ。「セレブ」はかつての「スター」と違い特に才能がなくても顔やイメージさえよければなれるもの。重要なのは「セレブに見えること」なのだ。スマホでの自取りが流行るのもむべなるかな。自分の顔がそこかしこに露出しまくるのって、まさにセレブっぽいもの。さて、本書には「ディベロッパー」出身で自身をセレブ化としてトランプの名が載っている。著者はまさかその流れで彼が米大統領にまでなるとは思っていなかっただろうが、セレブ分化が政治をダメにするとは書いてあった。まさにその通りだと思う。2019/08/09

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