出版社内容情報
古代から近代まで、日本人は何を信仰してきたか。宗教勢力の流れを風土や気質とあわせて俯瞰する。都道府県別の主要社寺地図付き。
内容説明
各都道府県の歴史、地理が地域の宗教のあり方に与えた特徴を簡潔に記し、多様かつ包容力に富んだ日本人の宗教観をわかりやすく読み解く。
目次
日本の宗教地図
北海道―アイヌ文化と移住者がおいた社寺
青森県(陸奥の一部)―本州北端の信仰心のあつい土地
岩手県(陸奥の一部)―座敷童子のふるさと
秋田県(出羽の一部)―山岳信仰が栄える
宮城県(陸奥の一部)―海の恵み豊かな土地の多様な宗教
山形県(出羽の一部)―出羽三山信仰の繁栄
福島県(陸奥の一部)―かまど神のまつりを伝える
群馬県(上野)―山国が生んだ勤勉な気風
栃木県(下野)―山岳信仰と日光東照宮〔ほか〕
著者等紹介
武光誠[タケミツマコト]
1950年、山口県防府市生まれ。東京大学大学院国史学専攻博士課程修了。明治学院大学教授。日本古代史を専攻し、歴史哲学、比較文化的視野を用いた日本の思想・文化の研究に取り組んでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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