内容説明
都市の盛り場は、遊女や役者など賎視された「制外者」が主役の、呪力が宿る場所だった。なぜ、ひとは「悪所」に惹かれるのか。「遊」「色」「悪」の視座から日本文化の深層をえぐる。
目次
第1章 わが人生の三つの磁場
第2章 「悪所」は「盛り場」の源流
第3章 遊女に潜む霊妙なパワー
第4章 「制外者」と呼ばれた遊女と役者
第5章 特異な都市空間としての「悪所」
第6章 「悪」の美学と「色道」ルネサンス
第7章 文明開化と芸能興行
著者等紹介
沖浦和光[オキウラカズテル]
1927年、大阪生まれ。東京大学文学部卒業。比較文化論、社会思想史専攻。桃山学院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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