内容説明
同時通訳のエキスパートが、通訳という仕事の面白さ、難しさをあますところなく披露。国際政治をはじめ企業やマスコミ、地域社会まで、現代生活に通訳は必須である。その通訳の歴史、勉強方法、報酬などの具体的な解説に加え、日本語と英語の構造の違いを解決するコツ、通訳の失敗談、初心者にも応用できる英語上達の秘訣などをエッセイ風に綴る。英語に訳すことで、日本語も見えてくる一冊。
目次
第1章 通訳の仕事(日本通訳事情;通訳の種類)
第2章 通訳の歴史(欧米での歴史;日本における通訳 ほか)
第3章 日本語と英語(構造上の違い;日本語は曖昧か ほか)
第4章 通訳者への道(通訳の仕事の魅力;通訳者に必要な語学力 ほか)
第5章 同時通訳者がすすめる英語上達法(継続こそ上達への道;中、上級への道は読むことから ほか)
著者等紹介
小松達也[コマツタツヤ]
1934年名古屋市生まれ。東京外国語大学英米科卒業。60年から日本生産性本部駐米通訳員を経て、65年まで米国国務省言語課勤務。65年のサイマル・インターナショナル創設に翌年より参加、87年より社長、98年より顧問。99年より明海大学外国語学部教授
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