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文春新書
アメリカ・北朝鮮抗争史

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  • サイズ 新書判/ページ数 245p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166603091
  • NDC分類 319.530
  • Cコード C0222

内容説明

北朝鮮は「相手にするのはアメリカだけだ」という態度を崩さない。日本など眼中にないという強気の姿勢を一貫して見せつけ、アメリカを交渉の場に引きずり出そうと躍起になっている。もちろん追い詰められた独裁者の虚勢のなせることだが、それが北朝鮮問題を複雑なものにしていることも事実である。この問題を「日本vs北」の枠内だけで解決することは不可能だという冷静な確認のもと、世界唯一の超大国と「ならずもの国家」の対立の歴史を解きあかす。

目次

序章 「唯一の超大国」と「冷戦孤児」―米朝関係前史
第1章 秘密核開発疑惑の浮上
第2章 「経済制裁は宣戦布告」
第3章 検証=枠組み合意
第4章 テポドンの衝撃
第5章 世紀末を飾ったオルブライト訪朝
第6章 ブッシュ政権の登場
第7章 テロとの戦争と「悪の枢軸」
第8章 核危機の再燃

著者等紹介

島田洋一[シマダヨウイチ]
1957年、大阪府枚方市生まれ。京都大学法学部卒業、同大学院博士課程修了。京都大学法学部助手、文部省教科書調査官を経て、現在、福井県立大学学術教養センター助教授。国際政治学専攻
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wei xian tiang

2
北は早晩自然崩壊するといわれて二十年経ってしまった。それでもいずれは体制変革なり崩壊なりするのだろうが、その時の韓国社会が払う西ドイツ以上の犠牲を考えると韓国経済の強靭化を願わざるを得ない。統一が好調でも一定の難民は我国に来るし、相当巨額の経済協力を求められる。ましてや韓国社会が堪えきれず、経済が疲弊し国内混乱に陥ったらそれこそどれだけの人流が南北から日本にむかうことか…考えるだに恐ろしい。2013/10/30

WS

0
米朝の攻防が丹念に追われている。 民主党クリントン政権から共和党ブッシュ政権への政権交代、それぞれの対北戦略がわかる。対北戦略では人権などの側面では共和党民主党一致できるが、ミサイル防衛や核戦略など軍事的側面では異なっていた。 共和党も民主党もそれぞれ一枚岩ではない。2021/03/09

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