文春新書
日本国債は危なくない

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166602698
  • NDC分類 347.21
  • Cコード C0233

内容説明

これまで一般にはなじみの薄かった国債だが、定期預金や公社債投信から大規模な資金が移って来るなど、いまや個人が国債を買う時代になっている。海外格付け機関による格下げがあっても、日本国債は暴落しなかった。すぐに現金化できるなど流動性も高く、比較的金利の高い国債は、国内で最も安全な金融資産なのだ。本書は、国債の種類や償還期間、価格と利回り、手数料や税金、中途売却などの基礎知識をはじめ、買う際の注意点や国債の歴史、流通市場、入札の実際などをやさしく綴った入門ガイド。

目次

第1章 国債の基礎知識(日本国債;債券の価格と利回り ほか)
第2章 国債を買ってみよう(国債を買うには;国債の入札 ほか)
第3章 国債の流通市場(債券市場の参加者;現物債市場 ほか)
第4章 国債の歴史(戦後初の国債発行;国債市場の拡大 ほか)
第5章 国債の安全性(日本国債の格付け;プライマリーバランス ほか)

著者等紹介

久保田博幸[クボタヒロユキ]
1958年、神奈川県生まれ。慶応義塾大学法学部卒。証券会社の債券部で14年間、国債を中心とする債券ディーリング業務に従事する傍ら、債券市場のホームページの草分けとなった「債券ディーリングルーム」を開設。小説『日本国債』(幸田真音著)のモデルとなる。現在、金融情報サービス会社「アール・ピー・テック(株)」の債券担当ディレクター。日本アナリスト協会検定会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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たかくら

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基本的には債券の入門書です。後半では「何故、日本国債は危なくないのか」が詳しく説明されています。 金融商品は日々、新しくなり、この手も本はすぐ時代遅れとなってしまう中、今読み返しても参考になる著書であると思います。 また債券の基本書として、困った時には読み返すようにしたいと思います。2012/04/24

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