内容説明
従来のガイドとはひと味違う、「ユニーク」「マイナー」「応援したくなった」などのキーワードが選択基準のちょっと変わった博物館ガイド。
目次
逓信総合博物館(ていぱーく)
科学技術館
明治大学博物館(刑事博物館、考古学博物館、商品陳列館)
東京理科大学近代科学資料館
消防博物館
早稲田大学会津八一記念博物館
印刷博物館
東京大学総合研究博物館
江戸東京博物館
墨田区の「小さな博物館」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moe
4
あまりメジャーではない博物館を作者の主観で紹介したガイドブック。楽しめました。2020/09/29
ぶらり
4
新書の楽しみのひとつが「紹介本」。コレクターズ心理に応える形態だから、収集心理の結集たる博物館を紹介するこの新書はあり!筆者が「ユニーク」、「マイナー」、「新しい」、「応援したくなった」、「つくりたいという個人の意思が感じられた」等を基準に不公平にえこひいきに選択し、暖かくもあっさり手厳しくガイドする。在るのは知ってたけど見過ごしてた「消防博物館」、「目黒寄生虫館」、「江戸東京たてもの園」には凄い展示物あり!すぐにも行きなきゃ。筆者の基準に適いそうな「警察博物館」は私が推薦。「貨幣博物館」は金掛け過ぎ?2010/11/17
いちはじめ
3
博物館のガイドブック。かなり著者の主観が出ているので、そこで好みが分かれるかも。2002/05/20
ybhkr
2
発行が古いので引っ越したり閉鎖している博物館があるので要注意。今となっては行けない場所ほど行きたくなるなあ。いくつか行きたいと思うところや、そういえば行ったなあ…というところもあってふむふむ、という感じ。関東中心なのでそれ以外の地域の方にはちょっと実用的ではないかも。著者の目からみたえこひいきガイドだけあって、わざわざ交通費かけて行かなくても…というようなものも多いので、近所にあるとか、なにかのついでに寄る場所を選ぶのにはよい本。繰り返しになるが古いのでネット等での確認は必要かと。2015/07/15
Naota_t
1
著者が「ユニーク」「マイナー」「新しい」「応援したくなった」「つくりたいという個人の意思が感じられた」という選出基準で50館を解説。 本書の中で、自分が行ってみたい、と思ったのは京都市の「梅小路蒸気機関車館」くらい…それ以外は正直あまり興味をそそられませんでした。 つまらないものはつまらない、かなり正直な解説で 歯に衣着せない物言い。 お土産やカフェの有無を重視しているのも◎、自分もレビューするのにはこういった書き方を目指したいな、と思いました。 2013/06/30