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文春新書
取るに足らぬ中国噺

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  • サイズ 新書判/ページ数 285p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166602346
  • NDC分類 820
  • Cコード C0287

内容説明

例えば「さやか」。女の子の名に「也」を使う向きも多い。でも、「也」の本来の意味をご存じだろうか。或いは「七転八起」は、「七転七起」でないと動作として不自然ではないのか。新聞などはしばしば長江が「洪水」を起こしたと報じるが、そんなに「洪水」に見舞われて中国農業は立ち行くのか―。日頃、何気なく使っている漢字、熟語は、よくよく考えてみると不思議。辞書、事典、ありとあらゆる本の山に分け入って、日本語と中国語の“謎”に迫る。

目次

第1章 少しやわらかい話「風流話」(「其内」と「其外」;「花」と「花心」;「也」の正体 ほか)
第2章 少し真面目な話「正経話」(「蛇頭」考;中国人の姓の日本読み;「中国人の姓」異聞 ほか)
第3章 どうでもいい話「多余話」(「風馬牛」とは何か;「黒五類」と健康;「緑低黄高」と「緑高黄低」 ほか)

著者等紹介

白石和良[シライシカズヨシ]
1942年、静岡県生まれ。66年、東京大学法学部卒。同年農林省入省。78~81年、在北京日本大使館一等書記官。87年から農水省農林水産政策研究所勤務、現在に至る。専攻は、中国の農業、農村問題
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