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文春新書
ビール大全

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  • サイズ 新書判/ページ数 261p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166601837
  • NDC分類 588.54
  • Cコード C0295

内容説明

ビールなんて何を飲んでも同じと思っているとしたら、あなたは人生の楽しみのひとかけを掴み損なっているのかもしれない。世界を見渡せば、昔ながらの小醸造所が作る、原料も醸造法も味わい方も多彩な個性派が無数にあって、パブや家庭で楽しまれている。著者は無類のビール好きライターで、好きが昂じて世界を駆け巡った成果が本書。英国、ドイツ、ベルギーといった本場から北米、南米、アフリカ、アジアまで、選り抜きの名品180種を詳細解説する。

目次

第1部 そもビールとはなにか―孤島でロビンソンがやろうとしたこと
第2部 世界のビールを訪ね歩く―本場から新参まで、名品・逸品徹底ガイド(イギリス―ビールなしには暮らせない人々;アイルランド―世界に冠たるギネスの国;ベルギー―えっ、これがほんとにビール?;ドイツ―地方ごとに強い個性;チェコ―黄金色のラガーでビールに革命を;その他の国々―ビールは世界の共通語)

著者等紹介

渡辺純[ワタナベジュン]
1954年、小樽市生まれ。フリーライター。文春文庫ビジュアル版「B級グルメ」シリーズの執筆陣の一人として活躍した後、雑誌『カピタン』『週刊文春』でビール関連記事を書く
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koning

31
清く正しく美味しいビールの啓蒙書(笑)。日本だとリアルエールって例のよなよなが限られたパブに卸してるだけなので、基本瓶入りか缶入りになる訳ですが、こうしてみるとCAMRAのおかげさまさまという感じですね。で、エールとラガーの区別というのがどうもCAMRA以降かもしれないという説にははっとさせられます。確かに時代によってエールの意味する意味合いが違うんだよね。この本にもあったけど、BAの機内で飲めるロンドンプライドは美味しゅうございます。しかしほんとに酒税がバカみたいに高いのできついすね。2015/03/24

ネムル

6
夏が近づくので、いや一年中呑むけど、少しかじっておく。世界のビール大国の歴史や製法、ブランドが手際よくまとめられている。そして、あちこちのパブでのだべくりや有名な文学をビールから紐解くという、エッセイとしての側面も強い。当然はチェコではフラバルだし、アイルランドでは『ダブリン市民』が出てくる。新書という形態上写真は多くないし、ビールの黄金・琥珀・赤銅色がわからないので、カラーの辞典を隣において読むのがいい。2013/06/30

stroatman

5
始めはロビンソン・クルーソーがなぜ無人島でビールを作れなかったかを読み解きながらビールとは何かを解説する。その後イギリス、アイルランド、ベルギー、チェコ、その他と各国のビールを紹介。ただビールをダラダラ紹介するのではなく、ちょっとした旅行記を挟みながらなので飽きずに読めた。ビール=ドイツというイメージだったけど、ベルギーの方が種類が豊富なんだな。最近は日本でもヤッホーブルーイングが頑張ってるおかげで日常的にIPAなどの特徴のあるビールが飲めるので嬉しい。酒税が高いのは本当に何とかしてほしい2015/10/17

ボタ落ち

3
世界のビールの種類や成り立ち、社会的に持つ意味、またそもそもビールとはどういう酒なのか、などビールについて概括的に知りたい人におすすめ。浅すぎず深すぎず新書としてはそうとうバランスよくまとまっていると思う。ただ、図や写真はほとんどないのでビジュアルから入る人には不向きではあるだろう。2013/11/29

ともみ

2
世界中のビールとその歴史について網羅してあって、ビールのテキストとして素晴らしい。珍しいビールを飲むときは、この本で調べながら飲みたい。2018/01/30

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