文春新書<br> 昭和史の論点

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文春新書
昭和史の論点

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  • サイズ 新書判/ページ数 236p/高さ 17cm
  • 商品コード 9784166600922
  • NDC分類 210.7
  • Cコード C0295

出版社内容情報

日本は進路を誤ったのか、戦前は「暗黒」だったのか、ワシントン体制から戦争責任まで、いまに尾をひく諸問題を徹底討論する

内容説明

国を鎖していた小さな国が、急速な近代化をなしとげ、しまいには世界の“一等国”を自任するまでになった。しかし東亜の風雲はおさまらず、軍部は独走し、複雑な国際情勢の中で、ついに未曾有の大戦争に突入していく―。昭和日本はどこで誤ったのか?戦争以外の進路はなかったのか?ワシントン体制から満州事変、二・二六事件、盧溝橋事件を経て、太平洋戦争、敗戦に至る過程を、昭和史研究の第一人者たちが、片寄った史観にとらわれることなく、徹底的に討論検証する。

目次

ワシントン体制(大正10年)―反英のスタート
張作霖爆殺事件(昭和3年)―陰謀の発端と発言せざる天皇
満州事変から満州国へ(昭和6年)―泣く子も黙る関東軍
国際連盟からの脱退(昭和8年)―新聞の果たした役割
二・二六事件(昭和11年)―皇道派と統制派
盧溝橋事件から南京事件へ(昭和12年)―陰謀・虐殺の事実は?
東亜新秩序声明(昭和13年)―自主外交の突き当たったもの
ノモンハン事件(昭和14年)―北進から南進へ
日独伊3国同盟(昭和15年)―4国同盟への夢想
4つの御前会議(昭和16年)―戦争への道のり〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nnpusnsn1945

43
昭和史の入門書としては不向きだが、今までの知識をおさらいするには悪くない一冊である。大東亜共栄圏は基本的に砂上の楼閣にすぎなかったとうかがえる。当時の文書に東南アジアの民衆を「土人」と称している時点で少なくとも真の解放とは言えない。あくまで対談のため出典は不明瞭なのはご愛嬌か。2021/01/15

佐島楓

23
ワシントン体制から戦争責任までを論議したもの。戦前から戦中にかけての思想の変化に関心がある私としては、平泉澄という学者が欧化主義思想を放棄せよ、日本精神に還れ、といって学生に支持されたという話が印象に残った。この時代の通史は学ばなければいけないのはよくよく理解しているのだが、やりきれなさばかりがどうしても胸に積もってゆく。2013/09/11

kochi

17
4人の歴史家、作家が、昭和史の16の論点について語り合う。おそらく各テーマ毎にリードする担当を決めての座談会と思われるが、テーマ導入後に皆、思い思いにしゃべっているので、それぞれの知識と立場が一挙に押し寄せてくる感じ。全体的にバランスが取れていると思われるので、読み物的にさっと読み、さっさと次の本に進むのが良いかも。並行して『8月の砲声』を読んでいるが、日本の中のことだけ見ていても、わからないことが多いのではないかと…2018/05/29

fseigojp

9
インドに出れば勝てたかも。。。大胆な発想があった 2021/04/28

モリータ

7
最後の「戦争責任と戦後補償」以外は、歴史の復習として気軽に読んでいいと思う。ハル・ノートの箇所など意見がわかれているが、定説(学校の授業で習うこと)からスタートしつつ、という感じなので。戦争責任と戦後補償の箇所は、現代の問題として考えるなら、この分量では足りないし、他人ごととして気楽には読みにくい。2013/10/18

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