出版社内容情報
日本が大きく変貌した高度成長期と松本清張。この両者の出会いで花開いたのが「社会派」と称される新たなジャンルのミステリーだった
内容説明
社会派推理の領袖、松本清張と激動の高度成長期。数多の傑作として結実した、両者の濃密な相互交渉を読み解く。
目次
はじめに 高度成長期と清張ミステリーと
第1章 映画館の見える風景―『砂の器』
第2章 通勤サラリーマンたちの東京―『発作』『潜在光景』
第3章 小売店が元気だった頃―『坂道の家』
第4章 変貌する湯治場の男と女―『誤差』
第5章 愛と性の考古学(アルケオロジー)―『憎悪の依頼』
第6章 「人妻」の「貞操」をめぐる物語―『恐喝者』
第7章 「危険な斜面」の「小官僚」たち―『点と線』



