出版社内容情報
イギリスが変わった。食事がうまくなった。創造的文化が花開いた──若きリーダー、ブレア新首相を通して英国活性化の秘密を探る
内容説明
イギリスの食事はまずいという人は、いまのイギリスを知らない人である。この数年で、イギリスはすっかり変わった。食事がうまくなり、ファッションや映画などの文化産業も活性化した。ダイアナ妃の死去以来、イギリス人の感情表現さえ変わったといわれる。この躍動するイギリスの先頭に立つのがトニー・ブレアである。彼はなぜ四十三歳の若さで首相になり得たのか。ブレア首相誕生の軌跡をたどりながら、イギリス式リーダーシップの本質に迫る。
目次
第1章 新たな国づくりへ
第2章 若き血
第3章 下院議員への道
第4章 新人議員の活躍
第5章 党の近代化へ向けて
第6章 党首への道
第7章 党首として
第8章 ニュー・ブリテンに向かって
第9章 ニューリーダー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ごへいもち
2
ブレアが好きなのでとても興味深かった。知ってることも多かったけど。ファンというのは知っていることでも繰り返し確認したいもの。これが書かれてすでに十年経ってブレアが去りブラウンになったのだなぁと感慨深い2010/01/26
スプリント
0
2013年現在、残念ながら労働党は政権を失い保守党のキャメロンが首相になっています。ブレアがイギリスを変える!と期待された時代に書かれた本です。アメリカのブッシュ大統領のテロ戦争に引きずられなければ本当にイギリスに大変革をもたらしていたかもしれませんね。2013/10/17