出版社内容情報
出版楽譜は誤植だらけ、詩は勝手に改竄され、歌手の発音もデタラメ。自国の歌に対してこれほど無神経、無責任な国があるだろうか
内容説明
日本の歌の楽譜には間違いが多い。その上、旧かなも新かなも、ヘボン式も日本式も、日本語の発音を完璧に表記したものとはいえない。また、日常会話と歌の発音は同列に論じられるものではなく、歌においては独自の発音、発声法があってしかるべきである。いったい日本の歌とは何なのか、どのように日本語を歌えばよいのかについて、歌い手ならではの切り口で挑み、唱歌などにおける詩の改作についても具体例を挙げて問題提起した画期的レポート。
目次
第1章 近代日本の歌の歩み(洋楽のあけぼの;黎明期の唱歌;替え歌としての「翻訳唱歌」 ほか)
第2章 日本語の発音(谷川雁の填詞;日本語の表記と発音;日本語のローマ字表記 ほか)
第3章 「日本のうた」への疑問(出版楽譜における誤植;作曲者による詩の改作;歌における原詩とは ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
koishikawa85
5
かなり昔に買った本だが最後まで読んだのは今回が初めて。もともと歌と著作権という発想は相性が悪いと思っていたのだが、改作によりしばしば音の高低などが無視され原作者の思いが踏みにじられることはよくわかった。またワ行のゐだけでなく、ヤ行のいとア行のいにも発音に違いをつけているのにもびっくりした。2022/09/14
さんだい
1
音楽の本というよりは日本語の発音(音韻論?)の本であった。唱歌もわかるものとわからないものとあったが、なかなか興味深い。わがままをいうと音声で解説してほしい。2026/02/22
びーちゃん
0
評価32010/10/27
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