出版社内容情報
昭和38年、東京。連続爆弾魔草加次郎を追う村野に女子高生殺しの嫌疑が。親友の恋人への思慕を胸に真犯人に迫るトップ屋の執念!
内容説明
地下鉄爆破に遭遇した村野は、連続爆弾魔「草加次郎」の取材に動きだす。が、ふとしたことで知った女子高生が殺害され、彼は容疑者にされてしまう。真犯人を追ううちに、意外な真実が…。昭和38年、高度成長期を駆け抜けるブルーな東京を舞台に、週刊誌のトップ屋が親友の恋人への思慕を胸に活躍する、書き下ろしミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりん
24
地下鉄爆破に遭遇した村野。連続爆弾魔の取材中、女子高生殺害や、親友の死、甥の関わり、クスリや裏社会との繋がりが分かっていく。ミロはここで出てきたが、まだただの知人の娘でしかない。2026/05/24
Yuna Ioki☆
16
2067-287-59 村野ミロシリーズ第3弾。今回はスピンオフでミロ父村野善三の回想録。かなりの修羅場を潜ってきたお方のようですな。友人の彼女に横恋慕したり、甥っ子の面倒をみる叔父だったり、殺人事件に巻き込まれたりと波乱万丈。主役が変わってもハードボイルドは健在。娘であるミロの誕生の秘密も明かされることに。2021/10/21
コウ
13
久しぶりに桐野夏生の小説を読了。女性ハードボイルド作家の草分け的存在。村野ミロシリーズの3作目、義父の善三が主人公の「水の眠り灰色の夢」、ミロの出生の話しも出てくる。昭和の高度経済成長期時代、当時の服装、アルコール、タバコ、車の名が随所に出てくるところが渋い。村野善三役を役所広司が演じ映画化したら面白いだろなぁー2026/04/24
オーウェン
6
女探偵村野ミロの父。 村野善三が記者をしていたエピソードを描いたスピンオフ。 地下鉄爆破から女子高生の殺人。 いずれにも関わった善三は警察から目を付けられるが、記者の立場を利用して何とか解決しようとする。 主役が娘から父に代わっても、結局のところハードボイルドなのは変わりない。 警察からは一触即発の殴り合いなど当たり前のようにあるし、周囲の人間にも危機が。 犯人が誰かというよりも、段階的に明かしていく。 そしてラストでミロとの複雑な父娘関係の一端が分かるのである。2020/09/21
かずちゃん
6
ミロの冷たい義理のおとうさんの若い時の話 ミロの実父や母の因果関係が解き明かされた。ミロも幼児(1歳)でわずかに登場しました。しかし村善性格が違ってないかな?2016/10/01




