平和の失速 〈2〉 - 〈大正時代〉とシベリア出兵

平和の失速 〈2〉 - 〈大正時代〉とシベリア出兵

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  • サイズ B6判/ページ数 798p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784166103706
  • NDC分類 210.69
  • Cコード C0031

出版社内容情報

第一次世界大戦の勃発は日本を連合国側に立たせ青島占領に向う。と同時に「対支二十一カ条」を突きつける大隈内閣の真意は何か?

内容説明

《平和》・《革新》・《デモクラシー》三大キー・ワードに集約される大正年間はその近代性の萌芽を如何にして枯渇させていったか。今日的課題を秘める全五巻の(二)。

目次

1 大隈内閣成立と風雲急を告げる欧州
2 墺・洪皇太子夫妻暗殺事件の勃発
3 第一次世界大戦の開幕
4 膠州湾・青島要塞攻略戦
5 絶対多数党・政友会の大敗
6 対支交渉の危機的推移
7 天皇嘉仁の即位大礼と内閣の交代
8 ロシア革命とアメリカの参戦

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Masa

2
大正3年(1914年)サラエボ事件から大正6年ロシア革命迄、開戦に至るバルカン諸国の複雑怪奇な思惑には理解が及ばない。日本の参戦理由は、漁夫の利目的。米国の「崇高な理念」はお為ごかし。そんな中ジャネット・ランキンの「女性として戦争に賛成することは出来ない」という表明に感動させられる。日本国内の同様な意見も取り上げて貰いたかった。 2024/03/27

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