出版社内容情報
大陸文明を日本の風土に調和させ大きな足跡を遺した弘法大師・空海とその時代を見事に描く。著者が積年のテーマにいどむ画期的な作品。ほかに戯曲「鬼灯」を収む
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
12
【図書館】【速読】:空海(弘法大師)の物語。この物語も、司馬さんの作風が味わえました。2024/12/10
ケン
1
空海が少し身近に感じられた読了感。司馬遼太郎氏の作品は引用文献の多さゆえか事実を書いてると思ってしまうが彼は小説家です。2023/08/20
アンディ・ワイス
1
空海が小説の主人公となって言葉をしゃべるということではなく、飽くまで空海を取り巻く社会事情や風景が描かれている。これは司馬遼太郎のいつもの方法。西郷や大久保でもそうだった。空想で人物像を作り上げてはいけないということなのだろう。私もその方が好きだ。英雄として西郷を作り上げる様な小説はおかしい。2022/09/04
迷ってばっかり
1
空海の事が少し理解できたかもしれない。仏教についてはそんなに関心はないので理解できなかったところはあるかも。時代背景等は知らなかったのもあり楽しめた。2021/03/06
悠々人
1
以前から空海に興味を持っていましたが、この本を読み空海の像が少しは近くになりました。だけど、空海って日本史上素晴らしい人物ですね。2015/07/11
-
- 和書
- 遠赤外線光冷暖革命