司馬遼太郎全集 〈第２１巻〉 義経

司馬遼太郎

文藝春秋（1981/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 520p／高さ 20cm
• 商品コード 9784165102106
• NDC分類 918.68
• Cコード C0393

出版社内容情報

義経

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[Book Lover Mr.Garakuta]

【図書館】【速読】：面白かった。司馬史観がとらえた義経の生涯。そうなのかと思いながら読了。所謂ところの源平合戦でした。

2024/05/09

[なおた]

本文だけであれば、文庫本で読めるのだが、全集には『月報』が付いているので、これを読むために、図書館から、わざわざ貸出をしてきた。数ページに過ぎない、この『月報』が興味深くて、全集は、手に取ってみたほうが良いと、個人的には、そのように思っている。「武家装束図」「一之谷合戦源氏進軍図」「屋島合戦要図」「壇ノ浦海戦要図」「源平略系図」が載っている。やはり見ておいて損はない『月報』であった。

2025/11/12

[湯一郎（ゆいちろ）]

倶利伽羅峠へ行くことになり急遽源平合戦について知りたくなって読み始めた。期待した倶利伽羅峠の戦いについてはあっさりしか触れられなかったけど、わかりやすく、面白く、過去に読んだ司馬遼太郎全集の中で最も速く読み終えた。平家物語がほとんどそのままなのかな。『修羅の刻』や大河ドラマなどと比較。共通しているのは子供のような純粋さという点。やはりそれが人気の秘訣か。全然違うのは、本作ではとにかく好色。これは映像化しづらい。義経ゆかりの地をいろいろ旅行したい。それから平知盛を好きになった。彼についてももう少し知りたい。

2019/06/16

[ゆう]

「義経」収録

[ジャズクラ本]

○

2016/04/01