出版社内容情報
シューベルト、ツヴァイク、クリムト、エゴン・シイレ、フロイト、音楽、美術、文学、哲学に数々の巨星たちを生んだ文明都市の全貌
内容説明
世紀末に輝いたヨーロッパの華。音楽・美術・思想の都。
目次
１ 「ドナウ河の漣」
２ カフェハウスでの回想
３ 文化の“工房”
４ 回廊にて
５ 哲学研究室
６ カカーニエン
７ ２つの世界
８ 辻音楽師
９ 白鳥の歌
１０ ベートーヴェン「死の家」の記録
１１ フロイトの家
１２ エゴン・シーレの秘密
１３ 文化の“城壁”
１４ 装飾は犯罪だ！
１５ “歴史の劇場”
１６ 輪舞
１７ 懐しき碧きドナウ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
讃壽鐵朗
3
素晴らしい紀行文である2017/03/04
ムツモ
2
ウィーンという街に軸を置いて、建築哲学音楽絵画街づくり…etc.と繰り広げられる文化の話。ウィーンは居心地が良くて大好きな都市だが、この本も非常に心地よい読み応えで好きになった。様々な分野の知識を持つ筆者に感嘆すると共に、ジャンルを問わず食いつく好奇心を持ち併せた自分を幸せに思う。今関心のあるエスペラント語について知れたのも良かった。2015/04/07
りんご
1
このシリーズではちょっと内容の雰囲気が違うような。ウィーンに生きた人物達の歴史が中心2024/11/13
のほほんなかえるさん
0
１９世紀末のウィーンは２１世金の東京に通じる！？環状通り（リングシュトラーゼ）にポイントがあると読んだ。文化のるつぼに飲み込まれないように注意せよ！2011/02/02
ペーパークリップ
0
雰囲気つかむのによかった2008/11/20
