太公望〈中〉

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太公望〈中〉

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  • サイズ B6判/ページ数 445p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784165070900
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

受王の時代、王朝はかつてない隆盛をむかえた。この受こそ紂王と呼ばれた苛烈な天子で、望の父を殺し羌族をさいなんだ男である

内容説明

望は貴門を超えるか。貴門を貴族と考えれば、それを超えるのは王侯のみである。奴隷をのぞいて、この世で最下級にいる一男子が、君主になるかもしれない。小魚が虹橋を渡って龍と化す、そんなことが千載に一度はあるかもしれない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takehiro

3
望の青年期。剣術やら人脈やら、いろいろな力をつけてきた。下巻が楽しみ。2014/01/30

とんこつ

3
暴君・紂王を悪と一刀両断せずに、文化的な面から称賛の声をおくる宮城谷さんの姿に感銘をうける。紂王とヒトラー、比較してみると面白いかもしれない。今の中国は宗教とは遠く離れたところに存在するが、自然信仰を主にこの頃はたくさんの神がいたんだなあ、と思った。信仰と合理性。望は何を象徴するのだろう。消化しきれないことをたくさん抱えたまま最終巻へ。/「「熊(ゆう)よ、いい世にしたいな。そのためにわれわれは生き、死ぬ。」2012/12/26

ゆー

2
望の魅力がようやく見えて来た。。広大な中国で、金もツテもないところから人間としての魅力だけで、組織を作り、軍を作り、部下を作り。何もないところから、大きな何かを形作って行くのを見るのは爽快。ただ、国の名前や人の名前が聞きなれないし、かなりの量でてきてて、それを整理しきれないままなんとなくで読んでしまってます… ★★★☆☆2017/04/26

depo

1
〔積読本〕2頭立てや4頭立ての馬車が出てくるのだが、この古代中国に馬車があったとすれば、なぜ日本にこのような馬車がなかったのだろうか。2020/06/25

20121218

1
大事は小事の積み重ね 小事を疎かにすれば必ず大事になく 人が見過ごしたり侮ったりする些細な事にしっかり対処してゆくものが結局成功する 分析力の凄みを先見に転化してゆく頭脳 志の大きさ 事実は奇想を上回る時がある苦言や諫言を聞き入れる 必ず勝つ道はある なんのために自分がここにきたのか 美しさを作っていく 本当の勝ちはそのくふうが越えたところにある一念がもたらす 苦難や困難を越える毎に強く賢くなる 不運がない人に幸運はない 霊力 気力 闇の中に光を見つける努力をしてほしい 人とは最大の敵から学ぶものである 2016/05/01

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