出版社内容情報
”「七」は決して縁起の良い数字ではない”
老舗小説誌「オール讀物」から短篇の依頼を受けた三津田信三。
何を執筆するか考えるうち、怪しい、そして妖しい記憶が脳の奥底からよみがえってきて――。
「怖い」だけでは終わらない。
戦慄のロジカルホラー!
収録作
・ただのろうもの
・行逢峠
・七つ怪談
・赤錆び色の記憶
・猿?孟(しらろぼう)様
【目次】
内容説明
この呪いには論理がある。老舗小説誌「オール讀物」から短篇の依頼を受けた三津田信三。何を執筆するか考えるうち、怪しい、そして妖しい記憶が、脳の奥底からよみがえってきて―。「怖い」だけでは終わらない。戦慄のロジカルホラー!
著者等紹介
三津田信三[ミツダシンゾウ]
2001年『ホラー作家の棲む家』(文庫で『忌館』と改題)でデビュー。ホラーとミステリを融合させた独特の作風で人気を得る。10年『水魑の如き沈むもの』で本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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sin
49
「オール讀物」に於ける怪奇短篇の不定期連載を纏めたものとある。各話、本誌の特集内容に作品内容を合わせると云う縛りが課せられていたようで、夢枕獏『陰陽師』、松本清張「天城越え」、「怪しい話 怖い話」では「七」と云う数字、「直木賞発表」から「記憶」と云う二文字、最後は縛りは無いが亡くなられた楢喜八画伯から、それぞれ発想を飛ばした作品となっている。作者はミステリとホラーを融合した作風で知られているが、ホラーではメタな視点での実体験と創作を織り混ぜた作品が多く見られるようだ。妙な既視感にゾクっとさせられもする。2026/11/02
そうたそ
8
★★☆☆☆ 相性が悪いのか、実話怪談というものを面白く読めた試しがないが、本作もその例に漏れず。「オール讀物」から短編の依頼を受けた著者が、その日常の中で経験していく奇妙で恐ろしい経験が綴られていく。現実なのかフィクションなのか、その間をいったりきたりさせられているような読書体験。これぞ、という恐怖はないものの、得体の知れないものがじわりじわりと忍び寄るような怖さは実話怪談ならではか。2026/11/05




