永遠の記憶

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永遠の記憶

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163921327
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ガリレオシリーズ、待望の最新長編!

内海薫が刺された。
犯人は70歳ほどの老人。飛び降り自殺を図るも失敗し、
取り調べには黙秘を貫く。
やがて内海に恨みを抱く若い娘が捜査線上に浮かぶが、
老人との関係は不明。それどころか、内海への本当の復讐はこれからだった。
彼女が迫った「究極の選択」とは一体――。

一方、湯川と草薙は、老人の“ある持ち物”を手掛かりに、
「忘れてはいけない謎」の扉を開く。

シリーズ最新、最高峰の謎がいま明かされる。

内容説明

内海薫が刺された。犯人は70歳ほどの老人。飛び降り自殺を図るも失敗し、取り調べには黙秘を貫く。やがて内海に恨みを抱く若い娘が捜査線上に浮かぶが、老人との関孫は不明。それどころか、内海への本当の復讐はこれからだった。彼女が迫った「究極の選択」とは一体。一方、湯川と草薙は、老人の”ある持ち物”を手掛かりに、「忘れてはいけない謎」の扉を開く。ガリレオ、最後の謎。

著者等紹介

東野圭吾[ヒガシノケイゴ]
1958年、大阪府生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒業。85年、『放課後』で江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。99年、『秘密』で日本推理作家協会賞、2006年、『容疑者Xの献身』で直木賞、12年、『ナミヤ雑貨店の奇蹟』で中央公論文芸賞、13年、『夢幻花』で柴田錬三郎賞、14年、『祈りの幕が下りる時』で吉川英治文学賞、24年、日本ミステリー文学大賞を受賞。23年、紫綬褒章を受章。『聖女の救済』『真夏の方程式』『沈黙のパレード』『透明な螺旋』などのガリレオシリーズのほか、『魔女と過ごした七日間』『あなたが誰かを殺した』『ブラック・ショーマンと覚醒する女たち』『架空犯』『クスノキの女神』『マスカレード・ライフ』など著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

538
おそらく著者は「これが遺作になる」とわかっていて、自分が創造した最も有名な探偵ガリレオこと湯川教授最後の事件として、長くミステリを書く中で何度も考えてきた犯罪者と探偵役のあり方を問う作品を構想したのだ。見知らぬ男に襲撃された内海刑事は昔捜査した殺人事件の記憶が甦り、当時の自分は正しかったのかと懊悩する。一方で湯川も内海の事件に絡み『容疑者Ⅹの献身』で捕えた旧友石神からの暗号の意味を知り、あの事件の哀しい後日談を知るに至る。罪を犯すまで追い詰められた人を裁くのは正義なのかを問うドラマが、白鳥の歌として響く。2026/08/30

tokko

378
「これ以上読むな、最後の新作なんだから味わって読め」「先が気になってしょうがないんだったら、早く読め」という矛盾する心の声を聞きながら、結局3日で読み終えました。その辺りが相反する葛藤の声の妥協点だったみたいです。ちょうど僕が就職したころにこのシリーズが始まって、気がつけば30年近く続いていたわけですね。本当に長い間楽しませていただきました。東野先生、ありがとうございました。2026/08/07

Nobu A

346
東野圭吾著書60冊+目(正確な読了数は不明)。発刊2日後に図書室で借り、昨晩遅くに読了。まず、気になるのが先月死去の東野圭吾の遺作と記載がないこと。いずれにしろ、相変わらずの読み易い筆致で没入感を誘う。最後の最後まで東野圭吾だった。しかも、20年程前に読了した「容疑者Xの献身」を繋げてくるとは。詳細はうろ覚えだが、国民的作家だから出来ること。多くの読者がいるからこそ可能なんだよな。一点だけ。父から性被害を受け、その父を殺害し刑務所で自殺した母を持つ藤村沙穂が内村薫に恨みを抱いた動機が若干弱いような。2026/08/09

R

273
2部作となっているが、事件としては3つか4つが細い縁で繋がっているというもので、直接的なトリックの部分はさほどに重要ではなく、人のつながり、奇縁ともいうべきものを辿る物語となっていて、人間ドラマが面白かった。ガリレオ先生としては心残りが一つ晴れたという形で、また草薙はこれまでの来し方を否定というほどではないが、異なる決着として受け入れる、あえて解き明かさない部分がシリーズの中で一つの終わりともいえると受け止めることができた。テーマというよりも目的として、着地を描いていたように思う。2026/09/18

bunmei

237
東野圭吾106冊目、そして遺作となった『ガリレオ・シリーズ』の新刊。東野さんの逝去についてはあまりに突然で、偉大なるミステリー作家の死を惜しむ声が多く聞かれ、自分もその一人。本当に残念でならない。もしかしたら、東野さんも自分の運命を知った上で書き下ろしたのかもしれない本作は、冒頭、内海薫が刺されるショッキングなシーンから始まる。ラスト30ページは、20年前のある事件に遡り、壮大な時の流れと因果を感じさせる集大成として、感慨深い『永遠の記憶』となって幕を閉じる。東野圭吾さんのご冥福をお祈り申し上げます。 2026/08/15

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