刑事総務課は眠らない

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刑事総務課は眠らない

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163921266
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【眠らないで働ける人間なんて、いるはずない!】

不眠症×ショートスリーパー 
異色の男女バディが真相を探る

『或る集落の●』『夫の骨』『撮ってはいけない家』など、ミステリーやイヤミス、モキュメンタリーなど様々なジャンルで印象的な作品を残してきた矢樹純さん。今作は、矢樹さん初の警察小説です。
かつて神奈川県警捜査一課の刑事だった月代杏果(つきしろ・きょうか)。しかし、2年前、未解決に終わった誘拐事件がきっかけで不眠症を発症し、職務中に失態を演じたことで、刑事総務課犯罪統計係へ異動となってしまいます。
そこで彼女を待っていたのは、なんと「眠らない」部下、根津梗士郎(ねづ・きょうしろう)でした。
根津は元機動隊員で、9年前の災害が原因で脳に障害を負い、後遺症により1日に1時間未満しか眠れなくなっていました。
「自分は眠れないんです。帰っても休めないなら、仕事をしていた方が良くないですか」と、平然と30時間以上も連続勤務する彼に、杏果は戸惑うばかり。そして彼には、短い睡眠中に見る「とても長い夢」に、埋もれた事件の真相のヒントが現れるという不思議な能力があったのです。
不眠に悩む上司と、ショートスリーパーの部下。異色のバディが次々と事件の真相を解き明かしていきます。そんなとき、杏果が不眠症になったきっかけの事件で誘拐された女の子の実父が、新たな事件の被害者として発見され……。
警察小説の枠を超えたミステリーの新たな傑作の誕生です!二人がたどり着く驚きの真実とは?ぜひ、矢樹純さんの最新作『刑事総務課は眠らない』を手に取って、その目で確かめてみてください。


【目次】

自動装置は止まらない
ありふれた日々は還らない
鉄の扉は語らない   
割れた仮面は笑わない
夢の記憶は解けない   

内容説明

神奈川県警の月代杏果。2年前、未解決に終わった誘拐事件がきっかけで不眠症を発症し、捜査一課から、県内の事件を整理する刑事総務課犯罪統計係に異動した。杏果のバディの根津梗士郎もまた、機動隊時代の9年前の災害が原因で脳の障害を負い、1日1時間未満しか眠れなくなっていた。そして梗士郎には、長い夢の中に事件のヒントが現れる不思議な能力が…。そんなとき、杏果が不眠症になったきっかけの事件で誘拐された女の子の実父が、新たな事件の被害者として発見される。

著者等紹介

矢樹純[ヤギジュン]
1976年青森県生まれ。弘前大学人文学科卒業。実妹との「加藤山羊」の合同ペンネームで、2002年に漫画原作者デビュー。12年、第十回「このミステリーがすごい!」大賞に応募した『Sのための覚え書き かごめ荘連続殺人事件』で小説家デビュー。20年『夫の骨』に収録された表題作で、第七十三回日本推理作家協会賞短編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

糸巻

23
矢樹純作品読むの多分3作品目。著者初の警察小説ということらしい。神奈川県警刑事総務課犯罪統計係に属する2人の警察官のバディもの。主人公・杏果は元捜査一課の刑事だが過去の事件のトラウマで不眠症に悩む。部下の根津は元機動隊、災害現場での事故で重傷を負った影響でショートスリーパーという、睡眠障害を持つ2人が事件の裏側に隠された真相に遭遇する。根津の才能の覚醒が不可解だけど捜査の進行をどんでん返ししてしまうのが意外性を感じて面白いかも。他の刑事たちに不評買いそうだけど。結局犯罪統計係って何やる部署だったのかな?2026/08/12

fuku3

22
2026.8.2読了。矢樹氏初の警察小説との事。変わった設定で神奈川県警捜査一課の月代杏果は捜査中の失態(不眠症による寝不足)で刑事課総務犯罪統計係に異動。その部下.根津梗士郎は機動隊時、災害で脳に損傷を負い一日数分しか寝られず、その睡眠中に見る"長い夢"は事件の瑕疵や真相のヒントを与えくれる。事件のどうでもいい事や終わっ事件をほじくり返し、事件の新たな面を炙り出す為、周りに要らぬ折衝を起こし月代は頭が痛い!だがこの根津の行動は刑事部長の鹿内は容認している。二年前の誘拐事件と30年前の誘拐事件の真相は⁉︎2026/08/02

らなん

10
矢樹さん17冊目。2026年。刑事総務課勤務で、睡眠障害がある2人が登場する。1人は、過去に姉を殺害され、不眠症の杏香。もう1人は、災害によるケガで、数十分の睡眠しか取れず、更にはその睡眠で事件解決の糸口を見つける根津。2人は、杏果の姉の事件を含めた事件の真相にせまっていく。根津の設定が面白いのに、何故か、なかなか話に没頭できず、読了まで時間がかかってしまった。2026/08/11

あられ

7
たまたま誘拐事件の本が続いたので、ごっちゃになってる。orz。。。不眠症で配置転換された女性刑事、事故でショートスリーパーになった元刑事のコンビ。ショートスリーパーがみる夢が事件解決へ導く。おもしろかった。が、月代が「さかやき」と脳内変換されて、モヤっとした。2026/07/28

倫敦バス

4
なかなか良かった。落石に巻き込まれて1日1時間も寝られない男性刑事と、心理的な問題で不眠になった女性刑事のコンビ。総務課で事件や捜査の統計を取っているが、この男性刑事には特殊な能力?が備わっており、仕事ではないのに事件を解決してしまうことがある。そして女性刑事の過去の事件もからんでくることになり、といったストーリー。こうやって繋がっていくのか、と楽しんだ。シリーズ化しないかな。2026/08/10

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