それはどこでも起こり得る―壊れゆく世界への抵抗

個数:
電子版価格
¥1,700
  • 電子版あり

それはどこでも起こり得る―壊れゆく世界への抵抗

  • 在庫が僅少です。通常、3~7日後に出荷されます
    ※事情により出荷が遅れたり、在庫切れとなる場合もございます。
    ※他のご注文品がすべて揃ってからの発送が原則となります(ご予約品を除く)。
    ※複数冊ご注文の場合にはお取り寄せとなり1~3週間程度かかります。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    ■通常、3~7日後に出荷されます

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163921235
  • NDC分類 304
  • Cコード C0095

出版社内容情報

私たちが日々飲み込む言葉を解剖し、社会を紐解く。その鋭い警鐘に、背筋が伸びた。
――小川彩佳(キャスター)

「名を正す」孔子の精神の実践書だ。正しく名指すことこそ、混乱した政治を解きほぐす道である。
――國分功一郎(哲学者)

極中、クラス・シーリング、テクノ大衆、リマイグレーション……
今、西洋で起きていることは、すぐそこにある日本の姿か?

・個は責任を問われ、為政者は説明責任を逃れる「責任格差」
・イデオロギーを捨て、権力奪取を目的とする「極中」の倒錯
・貧困層が“身の程を知る”よう呪われる「階級の天井」とは?
・テクノ領主たちが仕掛ける「プラットフォーム・ポリティクス」
・「リマイグレーション」という名のソフトな民族浄化の正体……etc.


 本書を書いているうちに、「リマイグレーション」のような恐ろしい言葉も取り上げざるを得ない状況になってきた。これは、白人以外の民族(移民、市民を問わず)を人種的祖先の地へ大量に送還するという意味の政治的なスローガンだ。民族浄化の「言い換え」と言われるこの表現は、欧州の極右勢力やトランプ政権が使うものだ。(…) 
 自分たちだけは、ここだけは大丈夫などということは、もうない時代なのだ。その覚悟をもってこの本を書いた。この本に出てくる言葉は、どの国でも語り始められ得る。それはどこでも起こり得るのだ。
――「はじめに」より


ベストセラー『他者の靴を履く』から5年――
「個の力」(power of)を取り戻す革新の書!


【目次】

内容説明

今、西洋で起きていることは、すぐそこにある日本の姿か?極中、クラス・シーリング、テクノ大衆、リマイグレーション…。ベストセラー『他者の靴を履く』から5年―「個の力」(power of)を取り戻す革新の書!

目次

第1章 「責任」の階級闘争 リスポンシビリティとアカウンタビリティの耐えられない格差
第2章 極中(エクストリーム・センター)の時代 極端な脱イデオロギーの政治が生み出すものとは
第3章 クラス・シーリング―階級の天井― 「身の程を知る」という呪い
第4章 プラットフォーム・ポリティクス 欲望支配の構造とマノスフィアの影響力
第5章 テクノ大衆の誕生 待つことが「無理ゲー化」する世界で
第6章 「個人的なことは政治的なこと」を再考する アナキズムの個の力(power of)を取り戻す
第7章 リマイグレーションの政治 抵抗か、国畜か

著者等紹介

ブレイディみかこ[ブレイディミカコ]
1965年福岡県福岡市生まれ。96年から英国ブライトン在住。ライター、コラムニスト。2017年、『子どもたちの階級闘争』で新潮ドキュメント賞、19年『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』でYahoo!ニュース|本屋大賞2019年ノンフィクション本大賞、毎日出版文化賞特別賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

187
ブレイディみかこは、新作をコンスタントに読んでいる作家です。タイトルどおり気軽に読めるエッセイではなく、ハードでシリアスな政治批評、今読むべき警鐘の書でした。どこの国も、ダメダメな気がします。元 Sex Pistolsのジョン・ライドンがトランプ大統領を支持しているなんて、世も末です(苦笑) https://books.bunshun.jp/articles/-/111272026/09/10

trazom

121
私はブレイディさんと相性がいい。この著者の好き嫌いが自分の志向と一致する。嫌いな言葉:新自由主義、自己責任、権威的、クラシズム、サッチャー氏、トランプ氏。好きな概念:エンパシー、コンヴィヴィアリティ、コンセンサス、アナキズム、グレーバー氏。右派ポピュリズムが台頭する英国政治を間近で見ながら感じる著者の危機感に、全面的に共感する。「偽善」の考察も面白い。トランプ氏やファラージ氏に対し「正直は偽善よりいい」と支持が集まる。でも、偽善よりも、規範や理念を失った為政者の「偽善の欠如」の方が問題ではないのかと。2026/08/28

けんとまん1007

87
先に読んだ斎藤幸平さんの「人新世の黙示録」と響きあうものを感じた。自己責任・行動責任と説明責任が響く。まさにその通りで、説明責任の無さがますます酷くなっている一方で、それに対する諦めを創り出されているのではと思う。また、テクノ専制(管理)という現状にも憂いがある。もちろん、自分もユーザーの一人であるが、そこを認識しているか否かの違いは大きいと思う。2026/09/26

ケンイチミズバ

82
財源に余裕がなくなり、なんでもかんでも手当していられない。ある程度の弱者切捨てで行きましょう。そこで政権の冷たいイメージを払拭する「自己責任」という発信がトレンドになった。国民に自己責任を浸透させ、国の責任からは目を背けさせる姑息な「責任回避」です。反対の声より賛成の声をより大きく取り上げることで反対する意見は悪いことだと印象付け分断が生じ社会に窮屈な空気を醸成しました。三人目の子供への手当はもういいだろう。移民のために税金を使うなら排斥してもいいだろう。先駆けて英国の話ですが、それはどこでも起こり得る。2026/09/29

とよぽん

65
「それ」が指す内容を、複数の視点から照らして見せた怖ろしい世界が書かれていた。序盤の「自己責任」は、日本だけでなく英国でも人口に膾炙する言葉になっているそうだ。政治経済が弱者を取り残し、為政者や資本家が免責のために使う巧妙な言葉。一見、まともに聞こえるが切り捨て以外の何物でもない。テクノ大衆、情報に操作された国畜、国自体が家父長制と化す独裁国家、これでもかと起こり得るディストピアを終盤に畳みかけるブレイディさん。自分たちの「尊厳」を死守せよと警鐘を鳴らす。2026/09/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23465140
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品