おりせ人形帖

個数:
電子版価格
¥2,000
  • 電子版あり

おりせ人形帖

  • ウェブストアに78冊在庫がございます。(2026年06月22日 01時23分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163921006
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

江戸の人形町を舞台にした今作は、オール讀物新人賞受賞作家・由原かのんさんの3冊目の著作となります。

魂が宿った人形たちの声が聞こえる不思議な力があるおりせ。人形師の父・貝助と弟・清太郎、継母のおすまと暮らしています。
おりせは小さいころから人形の声を聞くことができましたが、周囲からは理解されず、時に孤独を感じることもありました。
そんなおりせが気持ちを打ち明ける相手は、人形浄瑠璃の蝉丸を模した人形と、継母の亡き3歳の娘であるおちよの魂が宿った人形です。
人形に宿る思いに寄り添いながら、恋や友情、家族の絆を深めていくおりせの姿が、繊細かつ生き生きと描かれています。
そして年頃のおりせは、嫁ぐのか、婿を取るのか、あるいは人形を作る職人を目指すのか、決断を迫られます。恋愛は苦手と感じているおりせが選ぶ将来とは…。

繊細な筆致で描かれる人間模様と、時代小説ならではの風情が楽しめる『おりせ人形帖』。時代小説ファンはもちろん、ファンタジーや成長譚がお好きな方にもお読みいただきたい一冊です。


【目次】

夜々の空?
よしやわざくれ
とたんかたん
たそかれ
心の駒

内容説明

「夜々の空蟬(よよのせみ)」幼くして母を亡くしたおりせ。琵琶の名手を写した蟬丸、継母の亡き娘の魂が宿ったおちよの二体の人形と出会い、年頃の悩みを打ち明けるようになる。「たそかれ」天王祭のさなか、牛若丸の人形の修理を頼まれる。その人形はなぜか自分は大泥棒の熊坂長範だと言い張る。真相を探るおりせは、弟子の斎助と心を通わせ…。他、全5篇。心温まる人情と少女の成長物語。

著者等紹介

由原かのん[ヨシハラカノン]
1960年生まれ。2019年、第九十九回オール讀物新人賞を「首侍」で受賞。22年『首ざむらい 世にも快奇な江戸物語』で単行本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

タイ子

68
「蛤屋」という人形屋。おりせの父親は誂えの多い人形を作る名人。訳ありのおちよと言う名の人形に加えて人形操りで一目惚れした蝉丸を父に頼み作ってもらう。不思議なことに2体の人形と意思疎通のできるおりせ。かつて父が作った人形を携えて店に訪れるいろんな客。憎悪に燃えた女の魂もあれば赤子の中に籠った想い。理由があれば原因もあり、それを解く方法も必ずある。人形師にあこがれるおりせと、弟との葛藤。男なんてと言っていたおりせの心にいつの間にか芽生える恋心。知らず知らずの成長におりせの人形たちも…。あっ、首も登場した。2026/06/09

がらくたどん

54
人気人形師の父が造った人形と会話ができる幼いおりせ。産後の病で母を亡くし結婚・出産という「女の道」がちょっと怖い少女のおりせ。質実清廉な継母に小太刀と和歌を教わり人情の襞を理解し始めた娘のおりせ。そんなおりせが彼女の成長をゆっくり見守る二体の人形に助けられ、拵え直しで持ち込まれる父の造った人形に宿る彼岸の魂と現の人の思いとの絡まる縺れを懸命に解く切なくも暖かな事件帖。昔語りの逸話のように時の流れを小気味よく飛ばし一作の中に技能維持の残酷と継承の光明までを含ませるが、基本明るく柔らかな筆致がとても心地よい♪2026/06/11

nyanco

25
「首ざむらい」でオール讀物新人賞受賞をされた由原 かのんさん 怪異が少しある作風、イイですね。 おりせは人形師の娘で、人形の声が聞こえる。 「女は人形師になれねえよ」と父に言わてしまう。継母の母との間に生まれた長男・清太郎が跡継ぎだが、イマイチ人形作りの腕がない。 そこで、おりせに人形師の婿をとって…と父は画策するが、なんと身投げしてしまう。 そこで許嫁の念がこもった人形がおりせに恨みつらみを… ここが怖いんですよ。私、人形の怪談、苦手なんですよw →続2026/06/16

花林糖

12
図書館本)連作短篇5篇。人形師の父が作った人形の声が聞こえ会話ができる「おりせ」。継母おすまと父の子、弟の清太郎は人形作り の腕は物足りず、女は人形師にはなれないと言われ続け、なれないものと思い込むおりせ。父はおりせに人形師の婿を取らせようと考えるが...。琵琶の名手を写した蝉丸とおすまの亡き娘の魂を宿した抱き人形。二体の人形に相談しつつ話は進む。読み易くテンポも良く殆ど一気読み。継母とおりせの関係性が◎。怖さは皆無。2026/06/19

harukawani

5
著者の3作目。折り目正しい人情噺はベテランの風格。そこに吹くすこし・ふしぎでファンタジックな風がやっぱり新鮮。前2作もとても良かったが、今作はより抑制が効いて洗練されていると感じた。江戸は、東京よりも死に近く、怪異も自然と溶け込んでいる。人形屋に生まれたおりせは、毎日父の手元を見つめても、女だから人形師にはなれない。腹違いの弟は何か屈託を抱えているし。相談相手は人形だけ。そんな人形屋に持ち込まれる何かが取り憑いた人形たち。おりせの成長、人々の人情や愛憎、家族のかたち。見事な物語でした。2026/06/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/23288259
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品