私たちはたしかに光ってたんだ

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163920900
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大好きなバンドを辞めた。
大好きだから、辞めた。

『死んだ山田と教室』でデビューし、同作で2025年本屋大賞にノミネートされるなど注目を集めた新鋭・金子玲介が贈る、ド直球の青春小説!

◆◆◆

高校生の瑞葉(みずは)がクラスメイトの朝顔(あさがお)に誘われて結成したバンド〈さなぎいぬ〉。
4人の夢は、いつか紅白に出ること。
荒唐無稽に思えたその夢は、朝顔が初めて作ったオリジナル曲「光」を聴いた瞬間、色を変える。
……10年後、26歳の瑞葉は会社でPCを睨みつけていた。
休憩時に目にしたネットニュースで、さなぎいぬの紅白初出場を知る。
心から愛し、だからこそ辞めたバンドが、ついに紅白に出る。

◆◆◆

“あの時”と“今”の光が交差し、私の未来を照らす。
青春小説の最前線!


【目次】

内容説明

高校生の瑞葉がクラスメイトの朝顔に誘われて結成したバンド〈さなぎいぬ〉。4人の夢は、いつか紅白に出ること。荒唐無稽に思えたその夢は、朝顔が初めて作ったオリジナル曲「光」を聴いた瞬間、色を変える。…10年後、26歳の瑞葉は会社でPCを睨みつけていた。休憩時に目にしたネットニュースで、さなぎいぬの紅白初出場を知る。心から愛し、だからこそ辞めたバンドが、ついに紅白に出る。

著者等紹介

金子玲介[カネコレイスケ]
1993年神奈川県生まれ。慶應義塾大学卒業。『死んだ山田と教室』で第六十五回メフィスト賞を受賞し、2024年単行本デビュー。「2025年本屋大賞」にノミネートされる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

503
とても良き青春音楽小説。主人公瑞葉の拗らせた人間性や、極端から極端に走る決断etc、モヤる部分もあえてしっかり残したままにしているのが逆に長所。基本的に二十六歳の瑞葉は最初から最後まで何も変化しておらず、終わった過去を交互に見せていく構成となっており、最後も脱退前ラストライブ。ここでの本音の吐露がまたグッとくる。何も割り切れていない感がリアルというか、人間味があって良い。過去編はポンポン時間が飛んであっという間に成長してしまうので、少し勿体なくも思えたけれど、匙加減としてこれが正解なのだろう。2026/05/19

starbro

178
金子 玲介、4作目です。本書は、ガールズバンド青春譚、サラリと読めました。もう少しサプライズが欲しかった。「さなぎいぬ」と言うバンド名は売れなさそうな気がしますが、LIVEを観てみたい♪ https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639209002026/06/03

hiace9000

136
金子さん新作は、毒っ気抜きで勝負の「バンド女子」を描く青春小説。挑戦的超絶"表現技法”=金子レトリックは今作でも健在。音と演奏と歌の中で流れるように湧き出す意識と感情のフラッシュ描写は瞬間毎にうつろう心の輝きを残像のように焼き付け、謎の会話文四重「」は思わず失笑するも、仲間内の生き生きと弾ける空気感を生み出す。夢に向け驀進するバンド・さなぎいぬのために、大好きでかけがえのないメンバーのために、バンドを辞めた瑞葉。青春の挫折・葛藤と傷跡の疼きは、やがて苦くも甘やかさが滲む光となり、今と未来を照らしてゆく。2026/05/30

yutaka

79
高校生の瑞葉がクラスメイトの朝顔に誘われて結成したバンド〈さなぎいぬ〉。 青春のすべてをかけバンドに没頭する瑞葉だったが、やがて自分の才能の限界に気づき、天才・朝顔の足を引っ張らぬようにバンドを離れる。 10年後、〈さなぎいぬ〉はついに紅白に出場することとなるが、その時、瑞葉の想いは…。 金子玲介6冊目。やっぱりこの作家さんは面白い。 瑞葉の複雑な感情を、黒い部分も含めこれでもかって感じに描写するセンスが好きですね。 特に感情が爆発する場面の畳みかけるような描写に嵌っているかもしれません。2026/06/13

サンダーバード@読メ野鳥の会・隊鳥

78
【2026-78/図書館本-54】「死んだ山田」は見事な変化球だったけど、今度はど真ん中ストレート、爽やかで切ない青春物語。高校生の瑞葉が、クラスメイトの朝顔に誘われて結成したガールズバンド「さなぎいぬ」、夢は大きく紅白出場!一緒懸命練習して、弾けないコードも弾けるようになって、学園祭に、ライブ活動、レコーディング!楽しいよね、充実してるよね。だけど、いつかは努力だけじゃどうにもできない時が来る。自分の腕前が上達するほど、自分の限界もわかる。でも確かに彼女達は、あの時光輝いていた。★★★★2026/06/17

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