出版社内容情報
「私には、常にあの戦争で生き残った者として、何をすべきか、という思いがある」
『大地の子』、『二つの祖国」、『運命の人』、『約束の海』……
戦争の悲劇と向き合い続けた情熱の作家人生
才能あふれる相愛高等女学校時代の作文。
井上靖に認められた新聞記事「紡績女工を現地にみる」。
ふるさと大阪を心の底から愛し、
大阪商人の倫理と哲学を重んじた作家生活。
ファッションへのこだわり、家庭と仕事の両立への悩み……
生誕102年をむかえた国民作家の素顔と創作の秘密に迫る。
単行本初収録の講演・エッセイ多数!
【目次】
内容説明
『大地の子』、『二つの祖国』、『運命の人』、『約束の海』…。戦争の悲劇を正面から見つめ、不屈の人間像を描きだし、社会貢献を生涯続けた国民作家。新資料や初収録講演・エッセイでたどるその情熱の作家人生。才能あふれる女学生時代の作文。井上靖に認められた新聞記事。ふるさと大阪を心の底から愛し、大阪商人の倫理と哲学を重んじた作家生活。ファッションへのこだわり、家庭と仕事の両立への悩み…単行本初収録の講演・エッセイ多数。
目次
第一部 『大地の子』と『運命の人』(高松市講演会「『大地の子』と私」;一本の傘と一通の手紙 ほか)
第二部 文学への志―新資料から(『相愛』について 荒井真理亜(相愛大学人文学部教授)
淡路島/海の夜情/曠野/雲/現代の学生 ほか)
第三部 大阪と小説―初収録講演・エッセイ集(清交社講演会「大阪と小説」;行きつけの店―五味八珍の串カツ ほか)
第四部 遺志を継いで(座談会 山崎豊子生誕100年「おばは妖怪でした」山崎定樹・小八木利子・香西順子・山崎泰;山崎豊子文化財団について 山本博史)
著者等紹介
山崎豊子[ヤマサキトヨコ]
大正13(1924)年、大阪市に生れる。昭和19(1944)年、京都女子専門学校国文科卒業、毎日新聞大阪本社に入社。32年、生家の昆布商を題材にした処女長編「暖簾」を書下ろし刊行。翌33年、「花のれん」で第39回直木賞受賞。同年退社、執筆に専念。大阪商人の典型を描いた作風は「船場狂い」、「しぶちん」と続き、34年、「ぼんち」で大阪府芸術賞を受賞。その後激動する時代の中で、勁く生きる女性たちを描く作品を発表する。また、近代史や現代史にかかわる長編作品を発表し続けた。平成3年、第39回菊池寛賞、21年、「運命の人」で第63回毎日出版文化賞特別賞を受賞。25年9月29日永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



