勝負眼―「押し引き」を見極める思考と技術

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勝負眼―「押し引き」を見極める思考と技術

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  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163920474
  • NDC分類 159
  • Cコード C0095

出版社内容情報

 ABEMA、インターネット広告、ゲームなどの事業を軸に、創業以来27期連続増収を達成し、サイバーエージェントを売上高8000億円超の大企業に育て上げた藤田晋社長。直近では、「テレビの再発明」を掲げ、巨額投資を続けたABEMAの通年黒字化が射程圏に入っている。経営のみならず、麻雀も財界屈指の腕前として知られ、競馬では愛馬が賞金15億円のサウジカップで勝利、サッカーでもオーナーを務めるFC町田ゼルビアはJ1昇格初年度から優勝争いを繰り広げた。仕事も趣味もとにかく「勝負強い」経営者なのだ。
 そんな藤田氏だが、2026年に自らが創業したサイバーエージェントの社長を退任することを公言している。その直前に今最も伝えたい「ビジネスの最強鉄則」をまとめたのが、本書『勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術』だ。
〈自らの実体験を振り返ってみると、これまでありとあらゆる重大局面で勝負に挑んできた。チャンスと見て大胆に攻めるばかりではない。必死で守ることもあった。組織のリーダーとして、むしろ守る場面のほうが多いかもしれない。麻雀では、細かなスキルや読みも大事だけど、結局は押すべき局面で押せるか、引くべき局面で引けるか、その「押し引き」が勝敗の9割を決めると言っても過言ではない。これは、ビジネスの世界にも通じるものがあると思う。〉(「はじめに」より)
 どの回も、単なる抽象論ではない。撤退戦の大切さと難しさ、Z世代のマネジメント術、ワインや映画を嗜むことの重要性、超トンがった企画の生み出し方、リーダーに必要な意外な条件……などが自らの経験をもとに〝超実践的に〟綴られている。
 本書は「週刊文春」の好評連載「リーチ・ツモ・ドラ1」を加筆修正したものだが、藤田社長が自ら毎週執筆してきた。
〈なにしろ私はこの連載を本当に自分で書いている。本当に、というのは、経営者など本業が別にある人は口述筆記といって、インタビューのように答えたものをプロの文筆家がまとめるのが普通だからだ。これは別におかしなことではない。プロが書いた文章の方が読者にとって遥かに読みやすいし、本人の意向も伝わる。私も、別の連載で口述筆記をお願いしていたケースがある。でも今回は、自分で自分の頭の中を整理し、言語化したいという思いがあり、編集者に自分で書いてみたいとお願いして、毎週2400字、一生懸命書いているのだ。〉(「おわりに」より)
 実は、多くの経営者や著名人も目を通しているという藤田社長の連載。トップ起業家が退任直前に綴った「渾身の13万字」は、すべてのビジネスパーソンに大きな気づきを与えてくれるに違いない。


【目次】

CHAPTER1 リスクを見極める眼
1 腹を決めて勝負に出る
2 麻雀界のカリスマからの教え
3 「撤退戦」の難しさと大切さ
4 ドンキ安田会長の「運」と「実力」
5 仕事も麻雀も連載も「先手必勝」

CHAPTER2 Z世代を見極める眼
6 若者を動かす炙りマネジメント
7 若手社員の抜擢をシステム化する
8 マイクロマネジメントも必要?
9 オトナの会社で「バレンタイン禁止」
10 ベテラン社員を労う「イバの会」
11 考察「顔採用はしていません」
12 ハラスメント防止の役立ちツール
13 LINEの転送はとても危険だから
14 リモートワークを総括する

CHAPTER3 社交を見極める眼
15 色つきメガネを掛け始めた理由
16 ワイン外交が効いている証拠
17 8月には会食を入れない
18 不本意な映画鑑賞は新発見の連続
19 配慮の店選び、極上の手土産
20 町田康さん「しらふで生きる」のリアル
21 私の健康法はChatGPT
22 日経新聞を読まない社員に

CHAPTER4 勝負を見極める眼
23 フォーエバーヤングの挑戦
24 総力を結集した凱旋門賞で
25 賞金15億円サウジカップに勝った瞬間
26 ドバイワールドカップで「落とし穴」
27 町田ゼルビアの「時効の話」
28 方針切り替えで快進撃
29 日本ダービーも経営も「忍耐力」

CHAPTER5 投資を見極める眼
30 楽天100億円出資は恩返しではない
31 小川社長を見てタイミーに投資を決めた
32 M&Aに重要な「日頃の行い」
33 フジテレビ会見で胃が痛むのはなぜ?
34 村上世彰さんとの「埋まらない溝」

CHAPTER6 企画を見極める眼
35 ABEMAの「トンガリスト会議」
36 韓国ドラマの沼に引き摺り込まれて
37 Mリーグ創設の危機を救った一言
38 「観る雀」もこんなに面白い
39 エロを起爆剤に、その後は地道に
40 ヒップホップへの「無償の愛」
41 島田紳助さん誕生日会に潜入セリ!

CHAPTER7 組織を見極める眼
42 團十郎さんが頷いた「シンプル思考」
43 「集団運」という言葉にハッとした
44 カーネギーの名著とオセロのコツ
45 なぜ人はオカルトや占いにハマるのか
46 自分を凹ませるエゴサのススメ
47 トランプ型リーダーへの対応法

CHAPTER8 社長を見極める眼
48 レゴが映し出す社長業の孤独と重圧
49 経営者の「露出コントロール」
50 当事者に考えさせ、決めさせる
51 安室奈美恵さんのように去りたい
52 「藤田晋

内容説明

ABEMA、インターネット広告、ゲームで8000億円企業に。社長を辞める私が今こそ伝えたい、ビジネスの最強鉄則!頭の中を自ら言語化した渾身の13万字。

目次

1 リスクを見極める眼
2 Z世代を見極める眼
3 社交を見極める眼
4 勝負を見極める眼
5 投資を見極める眼
6 企画を見極める眼
7 組織を見極める眼
8 社長を見極める眼

著者等紹介

藤田晋[フジタススム]
1973年5月16日、福井県鯖江市生まれ。97年に青山学院大学を卒業後、インテリジェンス(現パーソルキャリア)に入社。98年、サイバーエージェントを創業し、代表取締役社長に就任。2000年には史上最年少社長(当時)として東証マザーズに上場、14年に東証一部(現東証プライム)へ市場変更。現在は、インターネット広告やゲーム、メディアなど多角的に事業を展開している。FC町田ゼルビア代表取締役社長、一般社団法人Mリーグ機構チェアマン、一般社団法人新経済連盟副代表理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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すしな

36
107-25.サイバーエージェントの社長を退き、一線を離れるにあたって、これまでの判断軸を後進に言語化して残すために書かれたとのことでした。一方でお酒や麻雀を愛する一面も語られていて、特に麻雀は配牌の時点ですでに不公平な状態から始まるという考え方が印象に残りました。学校では平等が前提とされますが、実社会はそうではないことに多くの人が直面します。不均衡を前提に流れを読み、押し引きを判断する麻雀の哲学は、経営や人生にも通じる現実的な思考法であり、勝敗以上に人生にとって大切な視点が得られるのでしょうね。2025/12/27

T2y@

36
藤田さんの本は10年おきくらいで読んでいる。前二作と比べて趣味領域のウエイトが圧倒的に高まり、ライフステージが進んだことが分かる。これからの10年は事業承継フェーズ。ここにドラマは生まれるか。 はたまた、リタイア後は「社外取締役 島耕作」的な物語になるのだろうか。そういえば同学年。今後も読書を通じてウォッチしていきます。2025/12/09

mim42

11
これまで何冊か著者の本を読んだ中で一番良かった。競馬やサッカーの話から、サイバーやアベマのような本業、島田紳助等社交界等トピックは多様。馬主を始めて間もないながらフォーエバーヤングを引き当てサウジや北米で無双するのは凄いとしか言いようがない。またそれを自慢しすぎと映っていないか気にしていたり文春を少し恐れていたりする普通なところも良い。大富豪たる自身を客観視して感情を極力消しているがBCでは矢作調教師と物凄い顔をして観戦している姿は印象的だった。麻雀は4回に1回上がればよい、配牌はそもそも不平等。2025/12/27

菫子

6
想像していたより普通の落ち着いた方の印象でした。ビジネスで有用な視点も特になく。老眼になったからメガネをかけるようになったとか、普通すぎて、読んでて何かモチベが上がるなどという効用は無かった。2026/01/04

ケイケイ

2
⭐⭐⭐藤田さんのこれまでやってこられた集大成的な一冊。ブログやエッセイのような編集で読みやすい。文藝春秋の方針だろうけど、こういう本の方が今は売れるのでしょう。いつかサイバーエージェントがなぜここまで勝ちきれたのか、別の方に書いてもらった方が、藤田さんも話しやすいし、伝えやすいのだろう2026/01/04

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