玉三郎の「風を得て」

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玉三郎の「風を得て」

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  • サイズ 46判/ページ数 184p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163920207
  • NDC分類 774.28
  • Cコード C0095

出版社内容情報

稀代の女形、五代目坂東玉三郎。
歌舞伎の家の生まれではなく、芸養子として梨園に入り、どう修業を積んでいったのか――
その生い立ちは意外なほど知られていない。
玉三郎と30年の交遊を結ぶ、小説家・真山仁が長年の対話を元に小説形式で描いた第一部「秘すれば花」。
そして、玉三郎が傾倒する世阿弥の『風姿花伝』にちなみながら、玉三郎の哲学と美学の深淵に迫った第二部「その風を得て」。
現代人に大いなる知恵を示す玉三郎の言葉の数々と、貴重な写真を収録した完全保存版。


【目次】

第一部 秘すれば花 5
序章 
第一章 三十分限定 
第二章 鉛色の街 
第三章 魂が喜び、心のままに 
第四章 旅立ちのとき 

第二部 その風を得て 
醜/演/闇/妖/海/情/粋/伝/花/風/老/桜/夕/食/美 
終章 司馬遼太郎さんが教えてくれたこと

内容説明

坂東玉三郎とは何者なのか?梨園の至宝の知られざる生い立ちと、その美学の源泉に、『ハゲタカ』の著者・真山仁が迫る!現代人に大いなる知恵を示す、玉三郎の言葉を多数収録。

目次

第一部 秘すれば花(三十分限定;鉛色の街;魂が喜び、心のままに;旅立ちのとき)
第二部 その風を得て(醜;演;闇;妖;海;情;枠;伝;花;風;老;桜;夕;食;美)
終章 司馬遼太郎さんが教えてくれたこと

著者等紹介

真山仁[マヤマジン]
1962年、大阪府生まれ。同志社大学法学部政治学科卒。新聞記者、フリーライターを経て、2004年、企業買収の壮絶な裏側を描いた『ハゲタカ』でデビュー。同シリーズはドラマ化、映画化され大きな話題を呼ぶ。五代目玉三郎とは、30年にわたる親交をむすび、玉三郎演出による舞台『星列車で行こう』の脚本を手掛けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

えいこ

6
玉三郎さんのインタビューには、声色、表情、選ぶ言葉にいつも見入ってしまう。小説家である筆者が長年にわたる交流の中から、玉三郎さんの生い立ち、生き方や時々の心情などを汲み取り、話し、書き上げた本書。玉三郎さんの大切にすること、芸や文化に対する考えがよくわかる。さらっと読みやすいが、真っ直ぐ真摯に自身と芸の道に向き合って来られた方ならではの深みがある。2025/10/16

キヌモ

6
小説家真山仁がまだライターだった頃から玉三郎のインタビューを続けている、いわば玉三郎取材の集大成のような本である。玉三郎を身近で深掘りしている。小説家目線なので、読者にもその心のうちがよくわかって、本当に興味深い。 しばらくしたら、再読したい。2025/10/16

ゆぽ

4
真山仁さんと玉三郎さんの交流は知りませんでしたが、長く交流してきたからこそ引き出される自然な玉三郎さんの思考を読めて嬉しい。照明にこだわること、「いちご」のくだりなどはなるほど!と。厳しい指導を受けていた頃の話、「心で何を考えていても自由」というのが印象的。2025/10/28

ウサトコ

3
今の時代に馴染めなくて、時々どうしようもなく苦しくなることがあります。スマホやSNSができてから何もかもがハイスピードでついていけないし、軽薄で中身がなくてその場しのぎのものばかりが持て囃されている気がする。そんな中、国宝の映画を見て心に刺さる部分があり、その流れで本書も読みました。(あとは、今度シネマ歌舞伎で玉三郎さん主演の源氏物語をみるのでその予習も兼ねて。)本書を読んで自分がなぜ国宝の世界観に魅かれたのかなんとなくわかった気がしました。私が求めているはこの本でいうところの「花」なんだなと思いました。2025/09/28

れいまん

2
玉三郎さんに興味がある者にとっては読んでみたいと思う。著者は現代小説家であるが、なぜか玉三郎さんのインタビュアーとして長年取材し、玉三郎さんとの信頼関係を結んでいる。 どう見ても天才である玉三郎の生い立ちを小説家の表現で見事に表現している そう、とてつもない努力と精神性で日本の宝となった人なのだ。 厳しいお稽古、養父の異常なまでの厳しさを正面から受け止めて成長した玉三郎さんが、「心で何を考えてもそれは自由なのだ」といたるところはなるほどなぁと思う。2025/10/04

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