出版社内容情報
全国各地の酒場の片隅でふと語られる、ちょっと不思議で不穏な話。
酒を片手にした謎解きの果てに見えてくるものとは──
・老舗の居酒屋を譲られた三代目が、
二代目から提示された奇妙な条件とは?(「跡継ぎの条件」)
・オカルト方面の才能がまったくないい男が、
ある飲み屋街で受けた「お告げ」。(「夜のお告げ」)
・「鈴が鳴ったら、風を除けろ」。
ユタ家系の親戚に渡された鈴が、ある朝、鳴った。(「風を除ける」)
・フェーン現象が起きる時には、
戸を開けちゃいけないと祖母が言う。「入ってくるから」(「曇天の店」)
著者が全国の居酒屋からインスパイアされた「居酒屋ホラー」13編+α!
あらゆるタイプの「怖さ」をお楽しみください。
【目次】
内容説明
異郷の酒肴に、記憶のなかに眠っていた「奇妙な体験」が浮かび上がる。もっと、怖い話ないか?全国の居酒屋からインスパイアされた「居酒屋ホラー」13編+α!老舗の居酒屋を譲られた三代目が、二代目から提示された奇妙な条件とは?オカルト方面の才能がまったくない男が、ある飲み屋街で受けた「お告げ」。「鈴が鳴ったら、風を除けろ」。ユタ家系の親戚に渡された鈴が、ある朝、鳴った。フェーン現象が起きる時には、戸を開けちゃいけないと祖母が言う。「入ってくるから」。居酒屋のカウンターには、「闇」が埋まっている―
著者等紹介
恩田陸[オンダリク]
1992年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を受賞。2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞を受賞。2017年『蜜蜂と遠雷』で直木賞、本屋大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
まー
ふなこ
こまいぬ
あめ