出版社内容情報
買い物って、未来へのちょっとした「希望」だね。
洋服みたいなテンションが上がる大きなお買い物も、
スーパーで季節限定のスナックを発見した時のお買い物も、
どちらもわくわく楽しくて、少しだけ明日を楽しみにしてくれる――。
…………………………
英会話教室にハマっている70歳の四朗さんは書店でキョロキョロ、英語の本を物色中。
ご近所友達が多い69歳の典江さんはスーパーをウロウロ、晩ごはんを思案顔。
40歳のひとり娘・ヒトミさんはお高いクロワッサンをわくわくお取り寄せ。
そんな平均年齢60歳の沢村家の日常を描いた人気ホーム・コミック最新刊。
描き下ろし6ページ漫画「沢村さん一家、100円ショップに行く」、
沢村家それぞれの「お買い物ベスト3」も収録。
【目次】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Ikutan
61
いつもながら、穏やかな、仲良し家族『沢村家』。今回もほっこり和みます。『春といえば』と『おでんは簡単』にクスリと笑い、『予行練習』にしんみりしたり。アジサイを一朶と数えるとは知らなかったな。回転寿司で家族団欒のあとは、各々が100円ショップで好きな物を買うという日曜日の夜。なんかいいですね。2025/09/29
さちこ
44
春・夏・秋・冬、日常に癒やされた。普通に読書できる時間があるのはなんと幸せなことだろう。読めて良かった本だった。2025/11/17
anne@灯れ松明の火
29
シリーズ⑥(「ヒトミさんの恋」をいれると⑦)。新着チェックで予約。両親69歳70歳と40歳の娘の3人暮らし。両親は終活も視野に入れながらもまだまだ元気。お買物の話が多いのは明るくていいな。親世代、娘世代で、感覚が違うのは当然だけど、面白い。ミリさんの作品はサラッと一気読みしてから、ゆっくり少しずつ読み直すのがいい。お母さんのセリフ、いいよなあ、とか、お父さん、またやっちゃったね、とか、ヒトミさん、それでいいの?とか、話しかけながら……。クスっと、ホロっの加減が絶妙! ずっと続いてほしいシリーズ。2025/09/21
はっち
19
お久しぶりの沢村さんち みんな元気な日常です 定年後10年経ったお父さん ご近所さん楽しく過ごすお母さん お勤めしつつ友人と遊んだりお母さんと旅行に行くヒトミさん 相変わらずの沢村家にホッとします おでんは簡単レシピじゃないよね 手間がかかった分おいしい! なんて事を思ったらおでんが食べたくなりました2025/11/16
ふわりん
11
益田ミリさんのエッセイはよく読むけど、コミックはお初。背景などの要らないもんは何も描かれてなくて単純な絵なのにセリフが効いててよくわかるし、またそれがうんうんと頷けるから面白い。ヒトミさん40歳で実家暮らしなんだなぁ、この穏やかな両親となら納得かな。このシリーズかなり前があるみたいだけど、これからもまだまだ続くのならどこまで描かれるのか楽しみにしていよう。2025/11/18




