リボンちゃん

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リボンちゃん

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163919942
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

光浦靖子さん推薦!
「針は心のあるべき場所に導いてくれる。大袈裟に言えば救い、手芸らしく地味に言えば楽しいからねえ」

街の小さなテーラーを舞台に、しなやかに生きる力をくれる物語。

☆デビュー10周年記念作品☆

あらすじ:幼い頃から可愛いものが大好きで、頭のリボンがトレードマークの百花。”よくわかんない店”で働きながら、マイペースに日々を過ごす彼女は、あるとき伯母の加代子が営むテーラーを手伝うことになる。女性であることを理由に、紳士服を作ることが許されなかった加代子は、夫亡き後、日用品を中心に製作しているが、あるとき「下着のリメイク」の依頼が届き、手芸好きの百花の力を借りることにしたのだった。
下着にまつわる固定観念を軽やかにすり抜け、読む人の心をそっと解きほぐす物語。

書店員さんも絶賛!

「なんと懐が深い物語なんだろう。わかってもらえなくても、ましてや自分をよく見せようとしなくてもいいのだ。大好きな物語がまた誕生しました」
(未来屋書店大日店 石坂華月さん)

「みんなと一緒の方が楽だけど…でも新たななにかを見つけて、自分の壁をちょっとだけ破れたら光が見えるかもしれない。読んでいると、自分の気持ちがなんとなく変わっていくのが見えた」
(水嶋書房くずはモール店 枡田愛さん)

「どんな心も着こなせるような七変化のリボンを、この胸に「つけてもらったような夢心地です」
(宮脇書店青森店 大竹真奈美さん)

「読んでいる間、ずっと気持ちがいい空気に包まれていました。安全地帯がここにある。そんなお守り感が心地よい」
(佐賀之書店 本間悠さん)


【目次】

内容説明

幼い頃から可愛いものが大好きで、頭のリボンがトレードマークの百花。“よくわかんない店”で働きながら、マイペースに日々を過ごす彼女は、伯母の加代子が営むテーラーを手伝うことになる。女性であることを理由に、紳士服を作ることが許されなかった加代子は、夫亡き後、日用品を中心に製作しているが、あるとき「下着のリメイク」の依頼が届き、手芸好きの百花の力を借りることにしたのだった。下着にまつわる固定観念を軽やかにすり抜け、読む人の心をそっと解きほぐす物語。

著者等紹介

寺地はるな[テラチハルナ]
1977年佐賀県生まれ、大阪府在住。2014年『ビオレタ』でポプラ社小説新人賞を受賞しデビュー。21年『水を縫う』で河合隼雄物語賞受賞、24年『ほたるいしマジカルランド』で大阪ほんま本大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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akiᵕ̈

26
義父と夫が営んでいたテーラーを引き継いで細々とお店を開いていた叔母の手伝いをしていく中で、下着をオーダーメイドするという展開になり、それらの依頼を通じて、叔母もリボンちゃんこと百花も自分がやりたい事に着手していく。色々とある周りからの制限が自由を奪い不自由さを感じてしまったり、兄弟姉妹間での性格の違いで窮屈な思いをしたりと、個性を損なわれてしまう中からどうやって自分らしさを見つけて、大切なものを大切にしていけるかが問われる。ちょっと女性向けな作品である事、今作も響いてくるものがない残念な読後。2025/07/10

ユウハル

12
いわゆるカテゴリーにハマらない人たちのことにスポットを当てて描いていた。読んでいて私自身もカテゴリーにハマらない人間なのに、つい他人は無意識のうちにカテゴリーに当て嵌めて考えがちだと衝撃を受けた。 リボンちゃんである百花が自分の考えの芯がブレずに過ごしているところがとても好きだ。 読んでいて百花の考え方、感情がとても心地よくてあっという間に引き込まれてしまった。ずっと読んでいたいのに読み終わった時の喪失感。でもどこかで生活している百花たちのことを思うと幸せな気持ちになれる。2025/07/15

ほんメモ(S.U.)

11
リボンちゃん、あなた大人の女性だったのね。めちゃくちゃ可愛い表紙の印象から、勝手に主人公は女の子かなと思って読み始めましたが違ったので、勝手にびっくりしました。しかし、大人であったとしても主人公の成長物語ではあったと思います。好きなことを見つける、好きじゃないこともわかっていく。色々な人と出会ったり別れたりして、自分にとって心地良い人との距離感をわかっていく。自分の心に従うのが一番なのだけれど、どこにそれがあるのか見失ったりしがち。見失ったらまた探す。そうやって生きていく、等身大の姿が描かれていました。2025/07/21

いえがも

4
リボンちゃんみたいに、スタートが遅くても最後は他の人を追い越していくみたいな人、えみちゃんみたいに考えるのが疲れるけど胸の内にちゃんとこうしたいを秘めている人、色々な個性を持った人がちゃんと溶け合っている人間関係のストーリーで、読みやすく面白かった。2025/07/20

Chip2

2
10代後半から20代前半の人向けかなあ。このくらいの年代に読んでいたら、心に響いて仕方なかったと思う。 人は、価値観に縛られず、自由に生きて良い、楽しんで生きていいんだよと、肯定感で読み手を包み込んでくれるストーリー。人生は、思い立ったら吉日さ。2025/07/15

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