フェアリー・テイル〈上〉

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フェアリー・テイル〈上〉

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  • サイズ A5判/ページ数 328p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784163919775
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

 巨匠、作家生活50年。
 名作の開幕の時がきた。

 暗い時代に自分が書ける楽しい物語とは何か?
 帝王キングが出した答えが本書だ。
 世界最強の想像力が生んだ、異世界の冒険がはじまる!

 ぼくの住む町には〈サイコハウス〉と呼ばれる不気味な屋敷がある。そこに住むのは偏屈な老人がひとり、閉ざされた門を越えると猛犬が襲ってくるという。ある日、悲しげに鳴く犬の声に気づいたぼくは、屋敷の主が梯子から転落して苦しんでいるのを発見した。 これがぼくとミスター・ボウディッチ(と、犬のレイダー)の出会いだった。

 怪我をした老人の世話をするため家の立ち入りを許されたぼくは、ボウディッチ氏やレイダーと心を通わせはじめる。噂とは裏腹に老人も犬も恐ろしくはなかった。だが、徐々にぼくは奇妙なことに気づきはじめる。家の裏手から妙な音がときどき聴こえてくるのだ。ボウディッチ氏が奇妙に裕福なのも謎だった。そしてある日ぼくは、氏が大量の黄金の粒を金庫に入れていることを知った――これはいったい何か? どうやって老人はこれを手に入れたのだろう?

 謎が謎を呼び、ぼくは徐々にボウディッチ氏の秘密に近づいてゆくが、この先で待っているのが、この世ならぬ異世界での大冒険だとは、思いもしなかったのだ!

 絶望に閉ざされたコロナ禍に、巨匠は自身にこんな問いを投げた――
 What could you write that would make you happy?
 自分が楽しくなる物語。あるいは暗く先の見えない時代にみんなを元気にする物語。
 さあ、自分ならどんな物語を書く?
 その答えが本書である。
 だから最後に待つのはもちろんハッピーエンドなのだ。

内容説明

暗い時代に自分が書ける幸せな物語とは?帝王キングが出した答えが本書だ。カラフルな想像力が生んだ異世界の冒険がはじまる!ぼくの住む町には〈サイコハウス〉と呼ばれる不気味な屋敷がある。そこに住むのは偏屈な老人がひとり、閉ざされた門を越えると猛犬が襲ってくるという。ある日、悲しげに鳴く犬の声に気づいたぼくは、屋敷の主が梯子から転落して苦しんでいるのを発見した。これがぼくとミスター・ボウディッチ(と、犬のレイダー)の出会いだった。怪我をした老人の世話をするため家の立ち入りを許されたぼくは、ボウディッチ氏やレイダーと心を通わせはじめる。噂とは裏腹に老人も犬も恐ろしくはなかった。だが、徐々にぼくは奇妙なことに気づきはじめる。家の裏手から妙な音がときどき聴こえてくるのだ。ボウディッチ氏が奇妙に裕福なのも謎だった。そしてある日ぼくは、氏が大量の黄金の粒を金庫に入れていることを知った―これはいったい何か?どうやって老人はこれを手に入れたのだろう?謎が謎を呼び、ぼくは徐々にボウディッチ氏の秘密に近づいてゆくが、この先で待っているのが、この世ならぬ異世界での大冒険だとは、思いもしなかったのだ!

著者等紹介

キング,スティーヴン[キング,スティーヴン] [King,Stephen]
1947年、アメリカ、メイン州生まれ。1974年に『キャリー』で作家デビュー。恐怖小説をアクチュアルな現代小説に再生した「モダン・ホラー」の巨匠。多数の作品が映像化されている

白石朗[シライシロウ]
1959年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ぐうぐう

30
キングはいつも急がない。タイトルから、ほとんどの読者が主人公の少年が異界へ旅立つと察知しているはずなのに、キングはすぐにはその扉を開かないのだ。まずキングは、少年と老人、そして老人が飼っている犬との交流を丁寧に描く。怪しい小屋のその先に、異界への扉があることを隠そうともせずに、しかしキングはささやかな日常をたっぷりと描くのだ。なぜならそこにも、異界に匹敵する語るべきストーリーがあることを信じているからだ。事実、その日常における何気ないエピソード、描写の数々が読ませるのだ。(つづく)2025/05/12

ぽてち

29
2024年に作家生活50周年を迎えた巨匠の記念刊行最後を飾るのは、そのいくつもある引き出しの中でも傑作が多いファンタジーだ。主人公は17歳の少年チャーリーで、10年前に起きた事故で母を亡くし、そのショックでアルコール依存症になった父を助けながら暮らしている。成長した彼が一人称で過去を語るという設定だ。上巻前半はチャーリーの優等生ぶりに辟易するが、それは本人も承知だ。後半からはいよいよ非日常の世界での冒険が始まる。例によって安易な設定だがこれは作者も承知だ(笑)。むしろそれを逆手にとって愉しんでいるようだ。2025/05/04

もち

11
「しかし日時計はそこにあるし、黄金もそこにある」◆老犬の遠吠えを聞き、偏屈な老人を助けたチャーリー。二人と一匹は絆を育む。平穏を破ったのは、閉ざされた小屋からの異音。185段下った先、咲き乱れる罌粟の花と、双子の月。ここは、異世界だ。■前半は生々しいが重要な介護パート。後半からは一転、他の伝説や意味深な相似を巻き込み、幻想世界での大活劇が展開。体を蝕み続ける呪い。欠落すら美しい王族の娘。万物を逆転するはずの日時計。名作のエッセンスを限界まで縒り合わせ、巨匠は、鬼気迫る新たなお伽話を織っていく。2025/05/01

TI

7
なかなか話が始まらず。半分くらいまでは高校生の主人公ととなりの偏屈で謎ありの老人の話。それからはファンタジー小説に。ファンタジー好みではないのでキツイ。下巻はどうするか?2025/05/27

ベック

5
過去のキングのファンタジーはあまりおもしろくなかったなあ(タリスマンは良かった)と本書も危惧するところはあったが、さにあらず。素晴らしくおもしろいでやんの。これからの下巻でチャーリーは異世界エンピスの本当の洗礼を受けることになる。でも、ハッピーエンドってわかってるからいいんだもん!2025/05/08

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