地球と書いて“ほし”って読むな

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地球と書いて“ほし”って読むな

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163919225
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「痛くて切なくて、めちゃくちゃ笑える。
出し抜いたりうまく騙したりできなくても、人生はめちゃくちゃ面白くなる。
このクソみたいな世界に、上坂あゆ美は笑いと怒りと言葉で立ち向かう。
爆弾みたいな本だった。」ーー佐久間宣行(TVプロデューサー)

第一歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』が異例のヒット!
唯一無二の短歌を紡ぐ新世代歌人のパンチライン炸裂エッセイ集。

不倫にギャンブルにやりたい放題の末、家族を捨ててフィリピンに飛んだ“クズ”の父、女海賊のように豪快で腕っぷしの強い母、ギャルでヤンキーでトラブルメーカーな姉、そして真実を執拗に追求するあまり人間関係において大事故を起こしてきた私……
数々の失敗を繰り返しながらようやく最近“人間”になってきた著者のこれまでを赤裸々かつユーモラスに物語る。

■著者コメント(「あとがき」より一部抜粋)
学校は、どうして本当のことを教えてくれないんだろうと、ずっと思っていた。なぜいま私はxの値を解かなければいけないのか、なぜ私が発言したら場の空気が一瞬凍るのか、なぜ私はこの世界のこの地域のこの家族に生まれさせられたのか、それらに対して誰も本当の答えをくれなかった。
世界が、社会が、どのように回っているかと、自分の性質を踏まえた生き延び方を概ね把握するまでに、三十年弱もかかった。長かった。そういうのを学校で教えてくれていたらこんなに悩まなくて済んだのに。だからこの本には、学校では教えてくれない、昔の自分が知りたかったことをたくさん書いた。
昔の私がずっと知りたかったのは、「内申点の上げ方」でも「年収一千万の稼ぎ方」でも「愛され美人になる方法」でもなくて、「この最悪な世界でなんとか生き延びる方法」だったんだ。

内容説明

私がずっと知りたかったのは、「内申点の上げ方」でも「年収一千万の稼ぎ方」でも「愛され美人になる方法」でもなくて、「この最悪な世界でなんとか生き延びる方法」だったんだ。『老人ホームで死ぬほどモテたい』の新世代歌人による初のエッセイ集。

著者等紹介

上坂あゆ美[ウエサカアユミ]
1991年、静岡県生まれ。2022年に第一歌集『老人ホームで死ぬほどモテたい』(書肆侃侃房)でデビュー。Podcast番組『私より先に丁寧に暮らすな』パーソナリティ。短歌のみならずエッセイ、ラジオ、演劇など幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

95
短歌集「老人ホームで死ぬほどモテたい」が面白かったので、エッセイを読んだ。章の最後に短歌があるが、はじめはこの短歌が題だと勘違いしていて、なんかズレてるなと思いながら読んでいた。家庭環境や美大時代から社会人になり今に至るまで、マジメに考えてきたことを正直に披露しているが、面白くて何度も読みながら笑ってしまう。「ノーパンなんでもバスケット事件」が一番笑えました。浮気とギャンブルばかりで離婚して養育費も持ち逃げしてフィリピンに飛んだ父が死んで、やっと親の呪いが解けた。あれ程嫌っていたタバコが好きになっていた。2025/03/20

livre_film2020

30
こんなに本を読んで爆笑したのは久々! ご本人もさることながら、家族全員クセがすごい。普通なら「こんな可哀想な家庭に育ったので…」と捻くれそうなものだが、それを逆手に取って「世界ムカつくんじゃ!」となってるあたりが本当にすごい。ある意味捻くれてる。でも、すごく元気がもらえる。「このクソみたいな世界を愛そう」みたいなJポップあるある歌詞みたいなのじゃなくて「クソなんだから、この世界に抗おうぜ。抗う自分を愛そうぜ」みたいな応援歌。良いエッセイでした!

まぁみ

22
面白いことを書こうとしていないにも関わらず、めちゃめちゃ面白い!ってなんなの(笑)。本当に強い人だ。同世代だったら一生着いていきたいかも(ムリだろうけれども)。上坂さんの一面をしっかり知ることが出来た気がします。なかなか深い味のあるエッセイなので、流し読みには向きません。ちゃんと読む時間を確保の上、手にしてくださいね。こう言っちゃ失礼かもだが、結構笑えるよ。あ、笑えるかもよ。あはは2025/03/05

のりのり🍳ぽんこつ2𝒏𝒅

15
上坂あゆ美さんのことは、前に歌人岡本真帆さんとの共著、歌集副読本で知って、その後彼女のポッドキャスト『私より先に丁寧に暮らすな』を欠かさず聴くようになってからはすっかりファンとなっている。先に出た上坂さんの歌集で詠まれた歌の背景やエピソードも知れ、またそのエピソードが濃くて楽しめる。面白い。彼女が子供の頃、学校というシステムに馴染めなかったり周りの人間との集団生活にハマらなかったり、その周回遅れな半生も今となっては誰よりも先頭を突っ走っている感がある。よりすなーとしては直接サインをいただいたこの本は宝物♪2025/01/01

marumo

14
タイトル買い。大当たり♡「テキパキ動いて、ハキハキ喋る」超コミュ強家族の中で、ただひとり内向的で攻撃的、人との距離感がバグってたという上坂さん。いちいち家族が強烈だし、ご本人のエピソードも「なんでそう思った?!」というものばかり。そして、初対面で聞いても不快に思われない上に、まあまあ盛りあがるという質問「フルーツに生まれ変わるとしたら?」は、私ならすごくいい桃。美しいし、美味しいし、有り難がられそうだから…。虚栄に満ちてるな。歌集の方も読んでみようと思う。2025/01/27

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