ポップ・フィクション

個数:
電子版価格
¥2,000
  • 電子版あり

ポップ・フィクション

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年06月01日 06時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 344p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163919027
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

エンタメの深層を?め。

大正時代、出版華やかなりし頃。
「市民公論」編集部の松川は、窮地に立たされていた。担当した企画のせいで、筆者が大学を追われることになったのだ。奔走する松川に、主幹は驚きの決断を下す。

同じころ、当代きっての人気作家・菊谷は、「書きたいものを書く」ための雑誌を立ち上げようとして……

「100万部突破の常勝雑誌を作る」宿願は叶うのか?

徳川夢声、谷崎潤一郎――
作家や文化人たちが侃々諤々の議論を交わしながら、面白いものを作ろうと奮闘する様を描く。

内容説明

大正時代、出版華やかなりし頃。「市民公論」編集部の松川は、窮地に立たされていた。担当した企画のせいで、筆者が大学を追われることになったのだ。奔走する松川に、主幹は驚きの決断を下す。同じころ、当代きっての人気作家・菊谷は、「書きたいものを書く」ための雑誌を立ち上げようとして…。「100万部突破の常勝雑誌を作る」宿願は叶うのか?エンタメ界のトップランナーが送る、出版お仕事小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

189
大正から昭和初期の雑誌づくりを、ひとりの編集者の視線から描いています。編集者と作家の関係性が興味深い。谷崎潤一郎と徳川無声が実名で出てきてイイ人です。「わがままでいい。自分の好みで仕事をしていい。作家と編集者、それにたぶん読者の好みが合致したところに、よく読まれる小説が生まれるのです」堂場さんも書物が威勢の良いこんな時代に生まれたかったのだろう。そんな気がする。2024/11/16

starbro

167
堂場 瞬一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 著者の新境地でしょうか、戦前のモンスター雑誌(発行部数100万部、最高150万部)の編集者の物語、しかしタイトルと内容のギャップがあり過ぎだと思います。 文藝春秋刊のため、キング(現在の講談社発行)の名称は出せなかったのでしょうか❓ https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639190272024/11/06

いつでも母さん

130
今回の堂場さんの新刊は大正から昭和、3つの出版編集部を経験した編集者・松川とその周り・・作家や時代を描いた堂場さんにしては明るい作品(笑)何故か手に取るのを躊躇したカバーではあったが、なんの!楽しい読書だった。読後はカバーもしっくり来て、たまにはこんな堂場さんもいいね!(いつもながら偉そうな私で申し訳ない)2024/11/01

となりのトウシロウ

76
大正から昭和にかけて、新たな読者を求めて出版界が多様な雑誌を出していた頃の雑誌編集に携わるお仕事小説。主人公の松川は雑誌編集者。松川の雑誌にかける想いは熱く、それが高じて周りとの軋轢を生む。それでも周りが放っておかない。関東大震災が起こったり情勢が変わる中で、まさに雑多なモノを取り扱う雑誌づくりに奔走する。エンタメ要素が多い作品で、登場する作家は実在する人物もあれば架空の作家もあるのが少し気になる。大阪難波にある老舗カレーの自由軒が登場するのは嬉しい。面白いんだけど終わりが尻切れトンボ。少し残念。2024/12/13

R

62
大正時代、出版が活況を迎えていた頃に、新たな雑誌を作った男たちの物語。編集者と作家という職業人の生きざまと、大正時代の男というキャラクタたちがいきいきと仕事をしていて実に楽しい。モチーフとなる雑誌や作家が出てくるけども、本当はもっと悲惨というか、凄惨な活動だったのではないかとコンプライアンスなど屁とも思わぬ時代が感じられた。アクの強い作家や編集者の偏屈さと、仕事への熱意が心地よいのだけど、もっと時代っぽさを味わいたかったと、贅沢を言ってしまう。2025/04/25

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22127156
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品