大転生時代

個数:
電子版価格
¥2,200
  • 電子版あり

大転生時代

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月26日 05時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 288p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163918891
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

自分の本当の居場所はここじゃない。
自分にはもっとふさわしい世界がある。

そう思っている方は、転職、転校、移住もいいけど、
思い切って転生!

ある夜、横溝時雨が町中華で再会した中学時代の旧友・三浦杜子春は、自分を「子どもの国」バルナランドからの転生者だと語った。

半信半疑で杜子春に関わるうち、時雨は新橋の雑居ビルを拠点にひそかに活動する「転生者支援センター」にたどりつき、想像を絶する冒険が始まる--

ライトノベル的想像力の彼方へ読者を運ぶ本格S F長篇。

内容説明

神は人に呪いをかけた。どんな悪い環境にも適応できるように。ある夜、横溝時雨が町中華で再会した中学時代の同級生・三浦杜子春は、自分を「子どもの国」バルナランドからの転生者だと語った。半信半疑で杜子春に関わるうち、時雨は新橋の雑居ビルを拠点にひそかに活動する「転生者支援センター」にたどりつき、想像を絶する冒険が始まる―。ライトノベル的想像力の彼方へ読者を運ぶ「異世界転生」文学爆誕!

著者等紹介

島田雅彦[シマダマサヒコ]
1961年、東京都生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒業。在学中の83年「優しいサヨクのための嬉遊曲」でデビュー。84年『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞、92年『彼岸先生』で泉鏡花文学賞、2006年『退廃姉妹』で伊藤整文学賞、08年『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞、16年『虚人の星』で毎日出版文化賞、20年『君が異端だった頃』で読売文学賞を受賞。現在、法政大学国際文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

151
島田 雅彦は、デビュー以来40年に渡って読んでいる作家です。本書の設定と、前半は面白かったのですが、後半は失速、トーンダウンした感じでした。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163918891 9月は、本書で読了です。 2024/09/30

☆よいこ

77
異世界転生ラノベは好物ですがコレジャナイ感。「異世界転生」と題した本格SF(サイエンスファンタジー)時空間移動もの▽横溝時雨(しぐれ)は昔の転校生、三浦杜子春(とししゅん)と偶然再会し付き合う。杜子春は「転生者」で異次元で死んで現世に意識だけ飛ばされ今の肉体に入りこんだという。同じように異次元からの転生者は過去から多く渡来していた。杜子春が突然失踪し、時雨は「転生者支援センター」で働きだす▽システムの説明が多く、個々のストーリーは多くは語られない。筋は壮大だが結局は個人の欲望かな。純文ぽい。2024.8刊2024/10/21

TATA

40
島田雅彦さんが異次元転生をテーマにするとどうなるのか。筒井さんが書いたみたいなラノベになるのかと思いきや、なんだろうこの作品。転生のメカニズムは理解したのだけど、結局何が言いたかったのかと言えば、資本主義をアンチテーゼにということかなあ。その意味では島田さん的な作品だったのかもしれませんね。2024/11/29

えも

35
今まで偶然に左右されていた異世界転生が意図的にできるようになった!▼島田さんって、優しいサヨクを昔読んだ程度だけど、こんな話を書く人なんだっけ?▼転生技術で利権を得ようとする資産家。戦争目前の現世に絶望し、異世界に亡命する民衆。何度も転生を繰り返し、そのたびに人格が増加して認知症状を引き起こす転生者。転生というキーワードを用いてディストピアを描き、現実世界を皮肉っているようにも読める▼なかなか楽しい読書でしたが、これだけ風呂敷を広げておいてさ、ラストシーンは置いてけぼり感マシマシだよね。2024/10/19

Mc6ρ助

19
『私は資本を神として崇め、利益追求に徹してきたが、それ以外にやることがなかっただけのこと。君たちは私を逆恨みしているかもしれないが、資本主義に奉仕することが罪であるならば、その罪を免れる者は皆無だ。 商品を値切ったことのある者、「働かざる者食うべからず」と思っている者は全員共犯者である。(p253)』自ら働かずに「資本」に働かせているのが資本家、「見えざる手」と称して手前勝手なルールを押しつけるのが新自由主義者ではなかったか。島田雅彦さん、「転生」をSFの様式に従わせすぎてストーリーを殺したかも知れない。2025/03/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22037347
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品