出版社内容情報
なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる――
深い感動を呼んだデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』から3年。
総フォロワー数15万人超のSNSで、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す著者が贈る新世代エッセイ集!
不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち……大反響noteからよりすぐった珠玉のエッセイ――
・秋の夕暮れ、桔梗の花
・古く美しい暮らしは、なぜ消えた?
・弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉
・スープストックで休ませて
・〝意識高い系〟おんなともだち
・“Farsickness”それは遠い場所への憧れ
・誰もが静寂の奏者となるこの場所で……etc.
現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませると、新しい景色が見えてくる。
日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本がここに
内容説明
なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる。不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち…大反響noteからよりすぐった新世代エッセイ集!日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本!
目次
1 美しさを探して(ここに目的地をつくる;でも、私は好き。;秋の夕暮れ、桔梗の花;古く美しい暮らしは、なぜ消えた?;柳宗悦の辛辣な「お叱り」と、事なかれ主義)
2 暮らしの内側で(暮らしの背骨を取り戻す;「何を買いましたか?」;引っ越しと、新・ルールの取り決め;おさがりなんて勘弁してくれ!と思っていたのに;ふつうの暮らしと、確かにそこにある私の違和感)
3 身体を生きる(香りのない世界;弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉;三十余年。遅刻魔をやってきた訳ですが;「子ども、つくらないの?」という問いへの長めの答え;不妊治療、予定の組めない移植周期)
4 他者とのはざまで(スープストックで休ませて;“意識高い系”おんなともだち;脱・人間中心のアート;ポカリスエットの少女たちが、大人になる頃;“Farsickness”それは遠い場所への憧れ)
5 小さな声で話してみる(「児童書はその子の一生の地下水になる」と言われてみれば;たとえ喧騒の中であれ、小さな声で、話してみること;自分を調律するための音楽;誰もが静寂の奏者となるこの場所で)
著者等紹介
塩谷舞[シオタニマイ]
1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学卒業。大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。会社員を経て、2015年より独立。2018年に渡米し、ニューヨークでの生活を経て2021年に帰国。文芸誌をはじめ各誌に寄稿、note定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中。総フォロワー数15万人を超えるSNSでは、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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