小さな声の向こうに

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小さな声の向こうに

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163918297
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる――

深い感動を呼んだデビュー作『ここじゃない世界に行きたかった』から3年。
総フォロワー数15万人超のSNSで、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す著者が贈る新世代エッセイ集!

不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち……大反響noteからよりすぐった珠玉のエッセイ――
・秋の夕暮れ、桔梗の花
・古く美しい暮らしは、なぜ消えた?
・弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉
・スープストックで休ませて
・〝意識高い系〟おんなともだち
・“Farsickness”それは遠い場所への憧れ
・誰もが静寂の奏者となるこの場所で……etc.

現代社会でかき消されがちな小さな声に耳を澄ませると、新しい景色が見えてくる。
日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本がここに

内容説明

なにかを美しいと感じると呼吸が深くなる。不妊治療の日々、ポカリスエットの少女たち…大反響noteからよりすぐった新世代エッセイ集!日常が静かに輝き出す“読むセラピー”本!

目次

1 美しさを探して(ここに目的地をつくる;でも、私は好き。;秋の夕暮れ、桔梗の花;古く美しい暮らしは、なぜ消えた?;柳宗悦の辛辣な「お叱り」と、事なかれ主義)
2 暮らしの内側で(暮らしの背骨を取り戻す;「何を買いましたか?」;引っ越しと、新・ルールの取り決め;おさがりなんて勘弁してくれ!と思っていたのに;ふつうの暮らしと、確かにそこにある私の違和感)
3 身体を生きる(香りのない世界;弱った心にてきめんに効く、欲しかった言葉;三十余年。遅刻魔をやってきた訳ですが;「子ども、つくらないの?」という問いへの長めの答え;不妊治療、予定の組めない移植周期)
4 他者とのはざまで(スープストックで休ませて;“意識高い系”おんなともだち;脱・人間中心のアート;ポカリスエットの少女たちが、大人になる頃;“Farsickness”それは遠い場所への憧れ)
5 小さな声で話してみる(「児童書はその子の一生の地下水になる」と言われてみれば;たとえ喧騒の中であれ、小さな声で、話してみること;自分を調律するための音楽;誰もが静寂の奏者となるこの場所で)

著者等紹介

塩谷舞[シオタニマイ]
1988年大阪・千里生まれ。京都市立芸術大学卒業。大学時代にアートマガジン『SHAKE ART!』を創刊。会社員を経て、2015年より独立。2018年に渡米し、ニューヨークでの生活を経て2021年に帰国。文芸誌をはじめ各誌に寄稿、note定期購読マガジン『視点』にてエッセイを更新中。総フォロワー数15万人を超えるSNSでは、ライフスタイルから社会に対する問題提起まで、独自の視点が人気を博す(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うちこ

7
すばらしい視点。谷崎潤一郎へのツッコミも柳宗悦へのツッコミもまさにそれ!!! と、おもしろく読みました。 文豪だろうが権威だろうがツッコミどころはツッコミどころだよというポイントをスルーせず、礼賛するところはしっかり礼賛する。ここまで丁寧に書いてあると気持ちがいい。 平均点として研ぎ澄まされた「コスパがよく便利なもの」を味気ないと批判するのは簡単だから、どこで絶望したかくらいは(口から出すことはなくても)自分の言葉で確認しておきたい。そんな気持ちで読む「それな!」がいっぱい。 喩えがどれもしっくりきます。2025/03/02

7
「読むセラピー本」という売り文句に惹かれて。前作も読んで思ったけれど、この方の本は本のタイトル、表紙が良すぎる。中身はあんまり。バズライターのエッセイに1,870円出すなら作家さんのエッセイの方がいいな、と思ってしまった。遅刻癖があった話を読んで「これが読むセラピー本…?」とも思ってしまった。2024/06/10

バナナカプチーノ

4
塩谷さんのエッセイが好きで、楽しみに新刊を読みました。地に足がついていて、静かで洗練されていて、雰囲気がいいんですよね。好きだった前作「ここじゃない世界に行きたかった」もおすすめ。文庫化されたのでこちらも再読したい!2024/05/17

紫陽花

2
静謐で丁寧に書かれて美しく、読んでいて満足感があった。筆者の考えたことだけではなく、時折社会問題など事実を織り込みながら書かれているので、エッセイを楽しく読みながら知識も蓄えられる、一石二鳥のような本だった。2025/01/30

yoshi

1
美しい景色を部屋の中にこしらえよう。掻き消されてしまいがちな美しいものに眼差しを向けよう。本書は美しいものたちへの感謝と礼賛の書である。書くことは生き甲斐であり、自分自身のものさしを大切にすることでもある。五感を拡張することこそ贅沢。食べるものも、着るものも、居るところも、話すことばも、日々の暮らしに宿る文化は尊厳となる。文化を育みながら生きることを高らかに礼賛する。私はそう”在りたい”のだ。Ps.なぜ遅刻をするのか。自分の「最短最速」を常に信じているから。2024/09/29

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