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内容説明
メンバーの脱退、結婚、海外の超大物スターとの邂逅、5人旅、東日本大震災発生10日後の生放送、そして、あの生放送…解散―。国民的グループにずっと伴走してきた放送作家が最後に贈る、涙と希望の物語。
目次
第1章 素敵な夢をかなえておくれ
第2章 あれからぼくたちは
第3章 世界で二番目にスキだと話そう
第4章 1・2・3・4 FIVE RESPECT
第5章 WELCOME ようそこ日本へ
第6章 とってもとっても僕のBEST FRIEND
第7章 くじけずにがんばりましょう
第8章 20160118
第9章 もう明日が待っている
著者等紹介
鈴木おさむ[スズキオサム]
1972年4月25日、千葉県生まれ。19歳で放送作家デビュー。バラエティーを中心に、数多くのヒット番組の企画・構成・演出を手がける。映画・ドラマの脚本や舞台の作・演出、映画監督、エッセイ・小説の執筆等、様々なジャンルで活躍。2024年3月31日に放送作家を引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けいこ
28
文藝春秋に掲載されたものを大幅に加筆、修正した『SMAP小説』。SMAPと同世代で、初期の頃から解散の日までずっと近くで彼らと共に過ごした著者。タレントと脚本家ではあるけれど、信頼し、共に闘ってきた同志だったはずなのに、あの謝罪の日の苦渋の決断で、著者は脚本家を辞める事となる。スマスマでのエピソードなど、全部映像が思い浮かぶので、懐かしい想いで読む。まさか5人旅の発案者が、、とビックリした。こんなに強い絆の5人なのに、なんとかならなかったのかなと残念に思う。が、SMAP5人、6人はもう前を向いている。2024/04/23
空のかなた
25
SMAPとマネージャー、ジャニーズ事務所の主が「カタカナ表記」ではあるが、あの人だと分かる形で登場する。鈴木おさむという脚本家が絆を結んだ人達と、あの「結婚会見・解散・生謝罪」の裏で、どのような思惑があったのかを暴露ではなく、ここで世に残しておかなければ自分は脚本家を引退はしてはいけないのだと、ある覚悟を持って出したノンフィクションだと受け取った。タクヤと表記されたあの人への見方が大きく変わった、そしてイイジママネージャーの決断力の凄さと、生謝罪の際には蚊帳の外だった(だろう)悔しさが染み出す一冊だった。2024/04/03
後藤か
5
SMAPの代表番組SMAP×SMAPの放送作家として5人と20年以上共に歩んできた鈴木おさむ氏の小説。小説とは言うがドキュメンタリー。あの日あの時何が起きていたのか、嬉しいことも辛いことも書いてある。SMAPについて知りたい人は読んだ方がいい。ただ純粋にSMAP5人旅を楽しんで見ていた幼い頃の自分としてはそんな裏側があったのかとショック。そして一番は伝説の最終回。そのとき何が起きていたのか、なぜあんなセリフになったのかがすべてわかる。悪いのは結局あいつらなんだな。すべてを奪ったあの事務所の経営陣を恨む2024/04/19
ひるあんどん
5
「小説SMAP」と広告で煽ってますが、著書がSMAPとの仕事の思い出を記しただけで小説というほどのものではない。番組が始まった時の話や森くんの脱退、5人旅、震災の時の話は良かった。飯島さんの話も。でも第8章はどうせ書くならもっとはっきりちゃんと書いたら?著者はもっと腹を括って書いて欲しかった。私達から五人を奪ったのがあの婆さん、事務所が主導で解散させたのは知ってる、知りたいのは何故解散させられないといけなかったのか。まだあの事務所が怖いのか。私達ファンの悲しみはあの日から続いてる。2024/04/19
TAKASHI
4
★★★★☆昔SMAPの事が少しでも好きやった人は迷わず読んだ方がいいかも2024/04/26