出版社内容情報
去年から勤め人となったマリコは年始から大忙し。元気を出すためしっかりお餅を食べて、朝ドラの「舞い上がれ!」はかかさない。理事長になって初めての卒業式。エッセイよりだいぶ早い「挨拶文の締切」に面喰いつつも、しっかり書き上げるマリコであった。夏になるころには「週刊文春」のエッセイの担当者であったイイクボ青年が何と社長に就任。コロナが明けてからは台湾を楽しみ、ルーマニアへの弾丸出張もなんのその。「週刊朝日」が休刊し、山の上ホテルが休館になったり寂しいニュースもあったけど、いつでも前向きなマリコに今日も世間の目は釘付けである。「週刊文春」の人気ご長寿連載エッセイ、ついに35巻!
内容説明
世間の目はマリコに釘づけ。トラブルが起きても何のその。いつも前向き、ますます元気。40周年!ギネス記録更新の「週刊文春」人気エッセイ。
目次
初心者
オールドメディア
トガった場所
ドミンゴの涙
親孝行
贅沢な話
顔のパンツ
お土産大好き
ご揮毫
ガラスを壊す
本を読もう
大人の桜
眠れない
ネーミング
ありきたり
動き出した
わが母国
故郷の作文
揺れている
ボーン〔ほか〕
著者等紹介
林真理子[ハヤシマリコ]
1954年山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。86年「最終便に間に合えば」「京都まで」で第94回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞、2013年『アスクレピオスの愛人』で第20回島清恋愛文学賞を受賞。2018年紫綬褒章受章。2020年には週刊文春での連載エッセイが、「同一雑誌におけるエッセーの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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