自刻像

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  • サイズ 46判/ページ数 192p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163918006
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「次の生き方を模索するために、過去の自分に会う旅をしました。」(著者のことば)

2020年9月に大麻取締法違反容疑で逮捕されて以降、活動を自粛してきた俳優・伊勢谷友介の語り下ろし.

映画復帰第1作となる『ペナルティループ』が2024年3月に公開されるのを前に、これまで歩んできた人生の様々な場面(シーン)について、率直に語った。

幼少時代を過ごした北海道・函館の記憶、東京芸大入学、沖縄・渡嘉敷島やインドへの旅、複雑な家庭環境、齢の離れた異母兄・山本寛斎氏との交流、映画にかける思い、東日本大震災の際の活動、そして事件について。
自ら語ったさまざまなエピソードから、ひとりの人間の像が刻まれていく――そんな一冊だ。

【目次】
函館/警視庁湾岸署/渡嘉敷島/帯広/岐阜/アスレチック公園/バラナシ/目白/ニューヨーク/代官山/池袋/飯館村/ヨークシャー/日光/東京地方裁判所/高知/箱根/まだ見ぬ場所へ

【著者のことば】
「個の命は種の存続の為にある」ことに気がついてから、地球上で唯一、自らの未来を壊す生物である愚かな我々人類と、その社会の変革のイメージを育み、行動に変えることが僕の人生でした。それが出来なくなった今、次の生き方を模索するために過去の自分に会う旅をしました。他人や社会のために生きるのではなく、自分のための時間の使い方を探しに、過去の自分と向き合う旅です。お付き合いいただければ幸いです。

【本書「警視庁湾岸署」の項より】
2020年9月8日の午後3時すぎ。ちょうど映画撮影の休日だったこの日、気分転換にスケートボードをしに出掛けようとしていた時だった。
玄関を出ると、外に待ち構えていたのは10人以上もの男たち。まるで映画やドラマのワンシーンを切り取って貼り付けたかのような違和感のある光景。警察官だと気づくのに、時間はかからなかった。
「伊勢谷友介さんですね」
捜索差押許可状を見せられ、彼らの目的がわかった。
「警視庁組織犯罪対策5課です。これより家宅捜索を行います」
そのまま部屋に戻り、すぐに家宅捜索が始まった。
リビング、寝室、クローゼット。捜査員は手分けして各部屋に入り、棚や引き出しをかたっぱしから開けていく。きれいに片付いていたはずの部屋は、たちまち、引き出しから取り出された物で溢れかえった。
ほんの数分前まで、一人でくつろいでいたこの部屋が、自分が見たこともない空間になっていく。でも、僕が部屋の中の物に手をつけることは一切許されない。
部屋の隅に立って、警察官の動きを見ているうちに、めまいを覚えた。目の前で起きていることは、現実のものなのか。
「テーブルの引き出しです」
僕はそう言った。(以下略)

内容説明

浮かんでは消える過去の記憶。家族、映画、逮捕、歓び、怒り、絶望と希望。語り下ろし。

目次

函館
警視庁湾岸署
波嘉敷島
帯広
岐阜
アスレチック公園
バラナシ
目白
ニューヨーク
代官山
池袋
飯舘村
ヨークシャー
日光
東京地方裁判所
高知
箱根
まだ見ぬ場所へ

著者等紹介

伊勢谷友介[イセヤユウスケ]
1976年生まれ。俳優、アーティスト(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナミのママ

59
『メンズノンノ』モデル出身。テレビドラマにはあまり出演していなかったが、マルチな才能と独創的な活動で魅力を感じていた伊勢谷さん。それだけに大麻事件は衝撃的だった。子ども時代から大学、モデル、旅、母親や親族…と書かれたエッセイ。3年間の執行猶予期間が過ぎた今年、新たな活躍を期待したい。2024/02/08

Mayumi Hibi Ishida

1
今までの芸能ニュースの切り取られた部分だけの情報で持っていたイメージとは異なり、苦労人で根が真面目な人だという印象。どんなに社会貢献していても1度の逮捕で世間のイメージも大きく変わってしまったと思うけどまた一から頑張ってほしい2024/01/28

mmko

0
数時間で読めた。 すごく正直で、そして、不安定な本だった。 ふつうの人は、まして芸能の世界でお仕事している人でこんなに正直に表せる人は少ないのでは、と思った。 揺らいでいて、なのに、固い。 自由な精神を獲得しようとしているようにみえて、驚くくらいに固定的。 世界を愛しているようにみえて、とても断絶しているようにも感じる。 そんな虚ろさも、意識的なのか、無意識的なのか、 そのまま本にしている。かんじ。 それも精一杯の誠実さ、なのかなー。 決して完成品じゃない、 けどすごく人間らしい、本だった。 2024/03/01

さかちぃ

0
好きな俳優さんです。「ドラマスペシャル白洲次郎」がとても印象に残っています。 いろいろな活動をされていることは知っていたので、そのあたりの熱い想いは伝わってきます。読めば読むほど「じゃあ何故あんな事件を起こしたのか」という気持ちになります。でも、そういったことはさらりと書かれているので「たったそれだけ?」という印象は否めません。 いろんな意味で復活を祈っております。2024/04/06

Yasuyuki Kobayashi

0
伊勢谷友介の半生2024/02/26

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