ぼくは青くて透明で

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  • サイズ 46判/ページ数 256p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163917931
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

高校一年の夏、ぼくは彼に恋をした。

「ぼく」(羽田海)は、血の繋がらない継母の美佐子さんと二人暮らしをしている。
ぼくが高校一年の夏に、美佐子さんの仕事の都合で引っ越しをすることになった。前の町で美佐子さんが勤めていた印刷会社が倒産したのだ。
幼いころは父さんと母さんがいたけれど、ぼくが六歳のときに母さんは家を出ていき、その後美佐子さんと結婚した父さんもどこかに行ってしまった。
勉強も好きじゃないし、運動も得意じゃない。いつか美佐子さんとも離れなくちゃいけない。
そんなとき、「ぼく」は、転校先の高校で忍と出会った……。出会ってしまった。

内容説明

「ぼく」(羽田海)は、血の繋がらない継母の美佐子さんと二人暮らしをしている。ぼくが高校一年の夏に、美佐子さんの仕事の都合で引っ越しをすることになった。前の町で美佐子さんが勤めていた印刷会社が倒産したのだ。幼いころは父さんと母さんがいたけれど、ぼくが六歳のときに母さんは家を出ていき、その後美佐子さんと結婚した父さんもどこかに行ってしまった。勉強も好きじゃないし、運動も得意じゃない。いつか美佐子さんとも離れなくちゃいけない。そんなとき、「ぼく」は、転校先の高校で忍と出会った…。出会ってしまった。

著者等紹介

窪美澄[クボミスミ]
1965年東京生まれ。2009年「ミクマリ」で女による女のためのR‐18文学賞大賞を受賞。受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』が、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位、2011年本屋大賞第2位に選ばれる。また同年、同作で山本周五郎賞を受賞。12年『晴天の迷いクジラ』で山田風太郎賞、19年『トリニティ』で織田作之助賞を受賞。22年『夜に星を放つ』で直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

304
窪 美澄は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、BL海青春恋愛譚家族物語、感涙作でした。少し気が早いですが、本年のBEST20候補です。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639179312024/02/04

パトラッシュ

272
同性を愛してしまった少年の、繊細で壊れそうな恋の物語。その切なさ哀しさに深く感じる部分もあるが、この手の小説にありがちな展開や登場キャラが散見して、海と忍の設定も新しさがなく結末が見えてしまう。作者には「LGBTQはかくあらねば」との決めつけがあるのではないか。BL物が出版界で確固たる地位を占めている現在、むしろ古臭い話を読まされた気分だ。いっそ2人を平然とカミングアウトして交際する強い性格とし、それに戸惑ったり反抗する周囲や大人たちを描いた方が面白かったか。自分の趣味はこちらだと言われたらそれまでだが。2024/02/15

いつでも母さん

198
普通ってなんだろう・・窪美澄が紡ぐBLをちょっと歯がゆく切ない思いで読んだ。海と忍の恋が、多くの海と忍の恋心が自然にある世の中になって欲しい。いや璃子の恋心だって、沙織の思いだって叶わなくともそれはそれで尊いのだ。人が人を想う事に差はない。強そうに見えた忍の心が脆くて不安になったのは大きなお世話か(汗)とにかくこの物語に美佐子さんがいてくれて救われた感じだった。2024/02/08

hirokun

186
星3 他の人の書評を読んだりしていたため、BL小説という先入観の下読み始めた。確かにBL小説なのだろうが、世の中の価値観、常識、当り前、普通で物事を評価することに対するアンチテーゼを含んだ小説であると理解した。私自身振り返って見た時、自分の価値観の多くは家庭環境、人間関係で形成されてきていると認識させられる。極一部に、自分自身で学んできた事、考えた事により形成されている部分もあるが、この部分は、理性と強く結びついている部分であり、感情と結びついている部分に較べ、極めて脆く、壊れやすい気がする。2024/02/08

のぶ

163
窪さんの新刊を楽しみにしていたが、ストーリーに刺激がなく、やや拍子抜けした。全体にありきたり感は否めない。そして登場人物にあまり魅力を感じられなかった。その中で美佐子さんは素敵な人だなと思った。本当の親じゃないから受け入れられたのかも、という言葉は冷静で胸が痛かった。現実、マイノリティとマジョリティの狭間で苦しんでいる人はたくさんいる。「こうでなければいけない」という枠組みから自由になれる世の中であればいいなと思う。本作にはあまり満足できなかったが、窪さんは出版のペースが早いので次作に期待しよう。2024/03/08

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