外事警察秘録

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外事警察秘録

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  • サイズ 46判/ページ数 296p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163917887
  • NDC分類 317.74
  • Cコード C0095

出版社内容情報

インテリジェンス・マスターが初めて明かすスパイ戦争の最前線!

中国、ロシア、北朝鮮……。
海外からの脅威に日本の「外事警察」はいかに対峙してきたのか――。
北朝鮮による日本人拉致事件、日本赤軍メンバーの追跡、オウム真理教「ロシアコネクション」の解明、プーチンのスパイとの攻防、山口組マフィア・サミットの阻止、中国スパイのTPP妨害工作の摘発……。
警察官僚、前国家安全保障局長として、数々の修羅場をくぐり抜けてきたインテリジェンス・マスターと『見えざる敵』との闘いは、外事警察が抉る平成の裏面史でもあった。
知られざるスパイとの闘い、水面下での極秘任務の数々がいま初めて明かされる!

内容説明

インテリジェンス・マスターが初めて明かす!中国、ロシア、北朝鮮…スパイ戦争の最前線。

目次

第1章 横田めぐみさん「偽遺骨」事件
第2章 日本赤軍との闘い
第3章 オウム真理教「ロシアコネクション」
第4章 経済安全保障―中国企業「華為」の脅威
第5章 不正輸出を摘発せよ―北朝鮮
第6章 ロシアの背乗りスパイ
第7章 プーチンのスパイとの攻防
第8章 三・一一福島第一原発をめぐる日米協力
第9章 在日コリアン 総聯+民団「統一計画」
第10章 山口組 マフィア・サミット計画
第11章 中国スパイのTPP妨害工作
第12章 特定秘密保護法案に職を賭した
特別付録 追想・安倍晋三内閣総理大臣

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

144
北朝鮮による拉致やロシア絡みのオウム事件、中国の経済侵略など外国による諜報活動は容赦なく進行している。日常のすぐ隣にある異常な世界を多くの日本人は見るのを避け、世は事もなしでやりすごそうとする。そんな心地よい平和ボケに浸った国で対スパイ戦争の最前線に立ってきた公安警察幹部が、国民の迷妄を覚まそうと送り出した戦史といえる。ウクライナやパレスチナで証明されている通り、国際政治は力こそ正義であって法も倫理も存在せぬ事実を直視せねば生き残れない。今こそ日本は国家の存亡を賭けて、情報戦に参戦しなけらばならないのだ。2024/01/17

trazom

111
外事警察の活動は普段目にすることが少ないだけに、貴重な一冊ではあった。北朝鮮の拉致問題、日本赤軍との戦い、福島原発事故の日米協力など事例の多様さに、業務範囲の広さを実感するが、特に、ロシア・中国による諜報活動の実態には背筋が寒くなり、国家安全保障の重要性を認識する。多くの経験を踏まえて、最終章で、特定秘密保護法の制定に賭ける著者の強い思いが綴られているが…。ただ、殊更自らの実績を誇示し、有力者との人間関係を吹聴するような書きぶりを読んでいると、著者が「官邸のアイヒマン」と呼ばれたのも納得できる気がする。2024/01/20

kawa

36
日本のインテリジェンス部門を永年担ってきた著者による回顧録。その範囲は、拉致被害者救済、日本赤軍、オウム、ファーウエイ、朝鮮半島問題、ロシアスパイ、福島原発、山口組、中国問題、特定秘密保護法等、多岐にわたる。特筆すべきは官僚として異例のプーチン氏やトランプ氏との単独会談(佐藤優氏の書評)。その事実からも著者のこの世界でのキーマンとしての位置付けも類推できる。公務員の守秘義務の関係もあるのだろうが、淡々とした文章表現で手に汗読み物を期待すると裏切られるかも。安倍氏側近として追悼文章も巻末に収録。2024/07/18

姉勤

36
長年、警察の情報機関に職務していた著者の、特に対日工作や対スパイ、オウムテロや東日本大震災における対外折衝など、外に出にくい活動の「秘」録。法律や日本人のマインドに不備や欠陥がなければ、秘すほどでもないのかもしれない。と言って彼らの職務を軽んじているわけではなく、記しきれない危機や損失の善処に、頭が下がる思いと共に、いつまでも綺麗事を唱えていればいい場合ではなく、茹で上がる寸前のカエルの群れに付き合う必要はないとも思える。あからさまに書かれていなくても、行間に漂う敵の存在は秘しきれないものがある。2024/04/07

d3

25
国家安全保障局長など我が国におけるインテリジェンスの要職を担ってきた著者が、月刊「文藝春秋」に連載していた記事をまとめた一冊。 国防の最前線にいた人物ならではの分析で、過去の事件が臨場感ある文体で語られる。 外事警察は国家の存立に深く関わる組織であり、そこで働く人は、国のために自分ができる行動について常に考えることが求められる。 安倍元首相と著者との関係性には特別なものがあったことが記されており、巻末付録の追想文で明かされる安全保障に対して強い意志で共鳴しあっている部分には感ずることろがあった。2024/11/16

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