出版社内容情報
沢村ヒトミ40歳、
14コ下の後輩に恋をしたーー
……あと5歳若かったら何か違ってた?
心弾む恋、それを制する年齢、ヒトミさんの恋の行方は――?
***
同居している両親の老いを身近に感じながら、
好きな人に会いに行くために、少しでも若く見える
ワンピースを身にまとうヒトミさん。
「沢村さん家のこんな毎日」の物語の後ろで
ヒトミさんのひさしぶりの恋は、走り出していた。
恋でしか味わえない、この胸の高鳴りとともに…
「ヒトミさんの恋」という描きおろし作品の中に「沢村さん家」シリーズの過去の回をちりばめて新しい一つの物語にする、という初のセルフリミックス・コミック!!
内容説明
同居している両親の老いを身近に感じながら、好きな人に会いに行くために、少しでも若く見えるワンピースを身にまとうヒトミさん。「沢村さん家のこんな毎日」の物語の後ろでヒトミさんのひさしぶりの恋は、走り出していた。恋でしか味わえない、この胸の高鳴りとともに…。
著者等紹介
益田ミリ[マスダミリ]
1969年大阪生まれ。イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
142
表紙の絵が可愛くてめちゃくちゃ好きな感じです。ヒトミさんってあの沢村さんちのヒトミさんだったのか。40歳での年下との恋、何故か親や同期には報告出来ないことや、昔好きだった人からの今更のアプローチ、その時その時のヒトミさんの色んな気持ちに共感。社会人になって経験を重ねたら恋で簡単には動転しなくなる気持ちも何かわかります。2023/09/23
まちゃ
97
益田ミリさんの漫画初読みです。『週刊文春』に連載中の「沢村さん家のこんな毎日」のスピンオフのようなので、どこかで目にしたことがあるような気もしますが。ほのぼのとした絵柄ですが、内容は結構重めな40代女性の恋話。立場も年代も違いますが、ヒトミさんの幸せを願いながら本を閉じました。2024/02/12
Ikutan
74
あの沢村さん家のヒトミさん(40)にモテ期到来!会社の14歳年下マカベくんといい雰囲気。と同時に大学時代に好きだった岡くんに再会して、誘われちゃうというシチュエーション。揺れ動くヒトミさん。マカベ君との楽しい時間に、ときめきに心浮き立つけれど、年齢差という壁が。不動産屋の言葉はリアルだったな。それでも、毎日が幸せだと思えるのは、きっと素敵な家族のお陰だね。いつも仲良しの沢村家にほっこりと。まだ、まだ40歳は若いよ。これからのさわちゃんに幸多かれ!2023/10/27
イスタ
73
ミリさん26冊目。沢村さん家シリーズのひとみさんのお話。ひとみさんのモテ期到来。14歳年下の同僚と、バツイチのむかし好きだった人から同時期にアプローチ。マカべ君と上手くいってほしかったな。私なら福岡に付いていくかも?でも福岡に行って上手くいかなくなったら、仕事も失ってしまうのはキツいかもね。誰にでもモテ期は来るけれど大体1~2年前後なのだよね。2023/10/18
チーママ
71
40歳のヒトミさんと後輩社員で26歳のマカベ君は、ひょんなことからデートを重ねるようになる。グイグイくるマカベ君に、14歳も年下なんだし恋愛なんてナイナイと思っていたヒトミさんだったけれど…。本を開くまでは小説だと思っていた私。いや〜ビックリ!漫画でした。益田ミリさん、存じ上げず大変失礼いたしました。それにしてもミリさんの漫画のフワフワ〜ッとした優しいタッチ好きだなぁ。ストーリーは、ちょっぴりシビアな展開だったけれど、静かで穏やかな世界観がクセになりそう。他の作品も読んでみたくなりました。2023/10/06