イーロン・マスク 〈下〉

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イーロン・マスク 〈下〉

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  • サイズ 46判/ページ数 464p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163917313
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

世界的ベストセラー『スティーブ・ジョブズ』評伝作家だからこそ描けた。
  いま、世界で最も魅力的で、かつ、世界で最も論議の的となるイノベーターの赤裸々な等身大ストーリー?。彼はルールにとらわれないビジョナリーで、電気自動車、民間宇宙開発、人工知能の時代へと世界を導いた。そして、つい先日ツイッターを買収したばかりだ。

  イーロン・マスクは、南アフリカにいた子ども時代、よくいじめられていた。よってたかってコンクリートの階段に押さえつけられ頭を蹴られ、顔が腫れ上がってしまったこともある。このときは1週間も入院した。
だがそれほどの傷も、父エロール・マスクから受けた心の傷に比べればたいしたことはない。エンジニアの父親は身勝手な空想に溺れる性悪で、まっとうとは言いがたい。いまなおイーロンにとって頭痛の種だ。このときも、病院から戻ったイーロンを1時間も立たせ、大ばかだ、ろくでなしだとさんざどやしつけたという。
 この父親の影響から、マスクは逃れられずにいる。そして、たくましいのに傷つきやすく、子どものような言動をくり返す男に成長し、ふつうでは考えられないほどのリスクを平気で取ったり、波乱を求めてしまったりするようになった。さらには、地球を救い、宇宙を旅する種に我々人類を進化させようと壮大なミッションまでをも抱き、冷淡だと言われたり、ときには破滅的であったりする常軌を逸した集中力でそのミッションに邁進するようになった。
 スペースXが31回もロケットを軌道まで打ち上げ、テスラが100万台も売れ、自身も世界一の金持ちになった年が終わり2022年が始まったとき、マスクは、騒動をつい引き起こしてしまう自身の性格をなんとかしたいと語った。「危機対応モードをなんとかしないといけません。14年もずっと危機対応モードですからね。いや、生まれてこのかたほぼずっとと言ってもいいかもしれません」
 これは悩みの吐露であって、新年の誓いではない。こう言うはしから、世界一の遊び場、ツイッターの株をひそかに買い集めていたのだから。暗いところに入ると、昔、遊び場でいじめられたことを思いだす--そんなマスクに、遊び場を我が物とするチャンスが巡ってきたわけだ。 
 2年の長きにわたり、アイザックソンは影のようにマスクと行動を共にした。打ち合わせに同席し、工場を一緒に歩き回った。また、彼自身から何時間も話を聞いたし、その家族、友だち、仕事仲間、さらには敵対する人々からもずいぶんと話を聞いた。そして、驚くような勝利と混乱に満ちた、いままで語られたことのないストーリーを描き出すことに成功した。本書は、深遠なる疑問に正面から取り組むものだとも言える。すなわち、マスクと同じように悪魔に突き動かされなければ、イノベーションや進歩を実現することはできないのか、という問いである。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

174
(承前)生きるための処世術なぞ知るかと驀進するマスクは、政治までも振り回す。NASAの規則を無視したロケットを打ち上げ、ロシアに攻められたウクライナに大量のルーターを提供し、陰謀論に加担する意見を公表するのだから。「平穏な日が続くと苛立つ男」がツイッターを買収したのも、株で得た金で面白いことをしたかっただけかも。おかげでテスラの株価は、1年で200㌦以上乱高下する有様だ。金儲けは抜群にうまいが極限のエゴイストが演じる活劇から、世界は目を離せない。彼が関わったためAIの未来がどう変わるか、想像するのが怖い。2023/10/22

trazom

152
相当な変人だとは想像していたが、ここまで凄いとは…。上下二巻、終始興奮して読む。スペースX、テスラ、ツイッターなどを巡る破天荒な行動は、技術への徹底的な拘り、「規則や要件は全て疑え」「設計と生産を分けるな」「リスクを取れ」というマスク氏の信念に支えられている。人への共感力の全くないこの人を、絶対に好きにはなれないが、でも、我々に氏ほどの使命感と厳しさがあったなら、世の中はもっと進歩していたかもしれない。規格外のマスク氏に驚嘆する以上に、こういう人を潰さず成功に導くアメリカという国の凄さにも感動を覚える。2024/09/03

ねこ

125
イーロン・マスクはスペースX、テスラ、ザ・ボーリングカンパニー、ニューラリンク、Twitter改めX、X・AIと6社を経営する大金持ちである。映画のアイアンマンのモデルでもある。とにかく破天荒。彼の会社で働きたいとは思わないけど、彼のなすべき事は大抵素晴らしい。たまにダメな事もするけれど…。私が一番興味があるの人型アンドロイドのオプティマス。テスラの自動運転でのリアルデータとTwitterでの人の心の模倣をAIに組み込み人型汎用人工知能はそんなに先の未来ではなく出現しそう。値段は300万程で作るんだって。2023/11/13

Sato19601027

100
「シュラバ」という命令で、従業員に狂ったような労働を強要し、自分の時間を犠牲にして、SFの世界を現実化する男の物語だ。イーロン・マスクの夢は、火星を開拓することとAIによるロボタクシーを普及させること。たった30年で、大量の衛星による情報のやり取りを可能にし、AIによる電気自動車の試走に辿り着いた。買収したツイッターでは、文明を維持するために言論の自由を実現しようと考えている。当面の目標は、火星まで行けるロケットの開発と邪悪なAIの排除だ。イーロンの息子「X」は、本当に火星の住人になるかもしれない。2023/10/16

kazuさん

81
スペースXやテスラについての上巻の記述に、オプティマス、オートパイロット、ニューラルリンク、ツイッターの記述が加わった。上巻の様な新鮮味はないが、マスクが理屈抜きで、ゴリ押しで色々な商品を開発して行く過程が、臨場感を持って語られている。現代のエジソンと言われているが、いずれも、独創的な発想で得られた物ではなく、既存の技術を誰にでも手の届く領域に持って来て、天才的に実用化する科学者と実業家のハイブリッドの様な存在だと感じた。本の構成において、各章が細切れで、話の寄せ集めのため、まとまりがない。2024/08/14

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