異能機関〈上〉

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異能機関〈上〉

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  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163917177
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

【恐怖の帝王、作家50周年を前に王道のSF巨弾が待望の邦訳!】

異能の少年少女を拉致する謎の機関〈研究所〉。
彼らは子供たちの超能力を利用して何を企図しているのか。
冷酷なるくびきから逃れるため、少年は知恵をめぐらせる。


 ミネソタ州ミネアポリスに暮らす12歳の少年ルークは、両親こそごく平凡だが、優秀な子供の特待校に通う神童だ。彼にはちょっとした特殊能力があった。ふとしたときに、周りのごく小さな物品をふれることなく動かしてしまうのだ。と言っても、それは他人が気づくほどのことでもない。

 一流大学MITの入学内定を勝ち取ったルークだが、ある夜、3人の不審な男女が眠る彼をかどわかす。目覚めたルークが見たのは、自分の部屋そっくりにしつらえられているが、何かが違う一室だった。扉の外は自宅とは似ても似つかぬ、古びた大きな施設。そこには様々な少年少女が拉致され、自室と似た部屋を与えられて戸惑いながら暮らしていた。

 目的も知れぬこの〈研究所〉で、残忍なスタッフや医師に、気分の悪くなる注射や暴力的な検査を繰り返される少年少女たち。彼らの共通点は「テレキネシス」か「テレパシー」の超能力を持っていることだった。

 ルークは黒人少女カリーシャ、反抗的な少年ニック、幼く泣き虫だが強いテレパシーをもつ男の子エイヴァリーらと知り合うが、一定期間検査を受けた子供はひとり、またひとりと〈研究所〉の別棟〈バックハーフ〉へ連れ去られ、決して帰ってこないのだった。ルークはこの不穏な施設からの逃亡計画を温めはじめる――。

内容説明

王道回帰。抜群の頭脳を持つ神童・ルークが突如巻き込まれた異様な運命。超能力少年少女を集める謎の機関“研究所”の目的は?作家デビュー50周年を前に帝王が放つエンタメの極致。

著者等紹介

キング,スティーヴン[キング,スティーヴン] [King,Stephen]
1947年、アメリカ、メイン州ポートランド生まれ。英語教師のかたわら小説の執筆をつづけ、1974年『キャリー』で作家デビュー。専業小説家となってベストセラーを連発し、「モダン・ホラー」の旗手となる。以来50冊以上の本を出版し、ブラム・ストーカー賞、世界幻想文学大賞、エドガー賞、米国ナショナル・ブック・ファウンデーション・メダルなど多数の賞を受賞する。『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』『IT』ほか映像化されて大ヒットを記録した作品も多く、世界で最も成功した作家のひとりと言われる

白石朗[シライシロウ]
1959年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

215
デビュー50周年をもうすぐ迎えるスティーヴン・キングは数十年に渡って読んでいる作家の一人です。 超能力を持つ少年を主人公にしたSFホラーファンタジー、上巻は一気読みです。続いて下巻へ。トータルの感想は下巻読了後に。 https://books.bunshun.jp/sp/king2023/08/02

ひさか

63
2019年刊The Instituteを翻訳して、2023年6月文藝春秋刊。夜まわり番、神童、粒々の注射、モーリーンとエイヴァリー、脱走、の5章を収録。上巻。優れた理解力を持つ12歳の少年ルークが謎の組織に拉致されて…という話が語られる。元警察官のティムはいつ登場するの?。うーん長い。ここまで長く語る必要があるのか?と思いながら、焦燥にかられて、下巻へ。キングの展開に翻弄されているということはわかる!。2023/09/28

オーウェン

56
キングの新作は超能力を持つ子供たちが隔離誘拐されるという組織。 そこでは非人道的な計画によって子供たちが痛めつけられ、捕らえられたルークは脱走を試みようとする。 上巻なので当然何の解決もないが、相変わらずキングは余計なエピソードが多いので長い。 それでも超能力を使う子供たちが、いかに組織の人間たちに反撃するのか。 そこらへんが下巻の見どころかな。2023/08/09

あたびー

52
設定を読んだ人はおそらく皆「ストレンジャーシングス」を想起したのではないだろうか?幕開けは不運な事案で失職した元警官ティムが別の土地でやり直すエピソードに1章を割いている。その後は超能力を持つ少年たちを集め国家的(?)企みに利用しようとする、正にストシンに出てきたような機関に拉致られた天才少年ルークの話に移る。似たような設定ではあってもこの機関には、御大得意のサディスティックな人物が跋扈している。そして子供達の絆も。決死の脱出を試みたルークはおそらく下巻でティムに出会うのだろう。2023/08/24

ぽてち

48
発売日に入手したが集中して読みたくて温存していた。作家生活50年というのもすごいが、それ以上にほとんどの作品が水準以上であることが驚きだ。本書の帯には「王道回帰。」とデカデカ書かれている。王道とはホラーかSFか。始まりは元警察官のティムがデュプレイに流れ着き、そこの警察署で“夜まわり番”になるまでが描かれる。静かな書き出しはミステリー風だ。一転して天才少年ルークが巻き込まれた災難に移る。キングは子供を書くのもうまいから何の問題もない。展開は読めてきたが、その予想を遥かに上回るのは間違いない。下巻へ急ごう。2023/08/13

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