完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件

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完全ドキュメント 北九州監禁連続殺人事件

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  • サイズ 46判/ページ数 576p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163916590
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

福岡県北九州市で7人が惨殺された凶悪事件が発覚したのは、2002年3月のことだった。逮捕されたのは、松永太と内縁の妻・緒方純子。2人が逮捕された2日後に現場入りを果たして以来、20年間にわたってこの〝最凶事件〟を追い続けてきた事件ノンフィクションの第一人者が徹底的に描く、「地獄の連鎖」全真相。
全576ページにおよぶ決定版。

著者紹介
小野一光(おの・いっこう)
1966年、福岡県北九州市生まれ。雑誌編集者、雑誌記者を経てフリーに。「戦場から風俗まで」をテーマに、国際紛争、殺人事件、風俗嬢インタビューなどを中心とした取材を行う。著書に『風俗ライター、戦場へ行く』『連続殺人犯』『震災風俗嬢』『新版 家族喰いーー尼崎連続変死事件の真相』『冷酷 座間9人殺害事件』『昭和の凶悪殺人事件』など。

内容説明

マインドコントロール、電気ショック、肉親殺し、遺体解体―。5歳から61歳まで、無辜の一家が皆殺しにされた“最凶事件”。その一部始終を、2002年の事件発覚直後から取材する筆者が、膨大な証言と記録、そして新事実をもとに描き切る。

目次

第1章 事件の幕は開いた(少女脱出;氏名不詳の男と女 ほか)
第2章 発覚する連続殺人(殺人容疑での初逮捕;「俺はまだなにも決めてない」 ほか)
第3章 松永太と緒方純子(松永太という少年;緒方純子の転落のきっかけ ほか)
第4章 緒方一家の悲劇(「湯布院事件」;松永の「自殺」 ほか)
第5章 判決、そして(逮捕直前に狙われた女性;遺族たちの処罰感情 ほか)

著者等紹介

小野一光[オノイッコウ]
1966年、福岡県北九州市生まれ。雑誌編集者、雑誌記者を経てフリーに。「戦場から風俗まで」をテーマに、国際紛争、殺人事件、風俗嬢インタビューなどを中心とした取材を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

98
北九州監禁連続殺人事件に関しては豊田正義さんの「消された一家」を読んでいた事もあり衝撃具合は幾分ましであったが、改めて詳細に触れると心が痛む。「消された一家」は2005年刊行。本書は事件発覚から20年著者が追いかけた取材により、事件発覚までの詳細や被告の過去に留まらず、裁判のその後や、被害者親族や関係者の現在、被告達への思い、被告(松永)との面会等が描かれており、題名の完全ドキュメントに相応しい内容。最後の松永の現在を今を想像できないのだ。真っ黒に塗りつぶされているかのようという描写が印象的だ。2023/04/25

pohcho

62
監禁連続殺人事件という言葉からは想像も出来ないような恐ろしい事件。主犯の男は自分の手を汚すことなく周囲を操り、子供二人を含む七人もの人を殺させる。しかも七人中六人は、男と共に逮捕された内縁の妻の親族なのだった。長期にわたる虐待で弱らせた上に、子が親を夫が妻を殺し、10歳の少女までが弟の殺人を手伝わされ、その上遺体を切断し鍋で煮て、ミキサーにかけて証拠を隠滅する。もう地獄としか思えない。普通に暮らしていた人達がなぜこんな事になってしまったのか。理解しづらい面もあるが、マインドコントロールの恐ろしさを感じた。2023/06/21

あやの

60
この事件のドキュメントや関連本は色々読んでいるので付いていけるが、最初から最後まで残虐なので人にお勧めは出来ない。そして裁判資料を基に構成されているので、引用部分は読みにくいことこの上ない(何で裁判資料ってこんなに読みにくい文章なの……)。が、7人の殺人事件以前に起きている事件(事故)や被害についての経過も詳細に記述されているので、より犯人の異常性が判る。松永に関しては、神様が人間を作るときに何かバグって、人間の形をしたモンスターが発生してしまったとしか思えない。2023/10/15

つちのこ

42
豊田正義著『消された一家』を読んでいたので、この事件の概要は知っていたが、綿密な周辺取材のもと、圧倒的なスケールで書かれた内容に改めて戦慄を覚えた。著者は『人殺しの論理』でも触れているが、主犯・松永との面会やその後の手紙のやり取りにおいても、蛇に睨まれた蛙のような精神的なストレスと恐怖心を抱いている。緒方が殺人に手を染めたのは、サイコパス松永の支配によるものだけとは思わないが、松永さえいなかったらこの事件はなかったはずだ。今だに松永の死刑は執行されておらず、遺族の心情と被害者の不憫を思うと胸が痛む。 2023/08/06

ぐうぐう

40
北九州監禁連続殺人事件については、先行する豊田正義『消された一家』を既読しているので、おおまかな内容は理解しているつもりだった。しかし、改めて事件の詳細に触れると、その悍ましさに圧倒され、背筋が凍り付き、吐き気すら覚える。悍ましい出来事も時間が経てばインパクトが薄れていくものだが、免疫や耐性という効用がまったく意味を成さない、これは稀代の事件なのだということを痛感させられた。『消された一家』は取材や証言から現場を再現するスタイルを採用していたが、(つづく)2023/03/03

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