内容説明
好きなレコードを聴くたのしみには、果てがありません。また一冊が出来上がりました。ジャケットを眺める歓び。オールカラー!
目次
二種類の好き嫌い
パガニーニ 24のカプリース(奇想曲)作品1
リヒアルト・シュトラウス 交響詩「英雄の生涯」作品40
J・S・バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001‐1006(上下)
ベルリオーズ「イタリアのハロルド」作品16
ベルリオーズ 「幻想交響曲」作品14
ボッケリーニ チェロ協奏曲第9番 変ロ長調
チャイコフスキー 交響曲第4番 ヘ短調 作品36
プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26
ラヴェル「夜のガスパール」〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
205
私はハルキストでも村上主義者でもありませんが、村上春樹の新作をコンスタントに読んでいます。1年半前に読んだ第一弾に続いて、第二弾も読もうと思って書店を巡り、漸く10店目で立読み出来ました。 よりマニアックな感じになっているので、村上春樹の本としては、第一弾よりも売れない感じです。 https://books.bunshun.jp/ud/book/num/97841639161012023/01/06
藤月はな(灯れ松明の火)
63
村上氏が紹介するクラシック・レコードの魅力。各評に良いなと思いながらも私にとってクラシックはNHKFMラジオで聴く程度であり、聴き比べできるには程遠い。その為、「これは余程、何度も違うバージョンを聞かないとできないのでは?」と臆する事もしばしばでした。ただ、指揮者、演奏家やその組み合わせなどによって同じ曲でも好みが分かれる所は海外文学における翻訳やその言葉遣いの好みと似ているように思いました。2023/04/16
ポルコ
28
またまた欲しいクラシックが4枚ほど増えた。これだけの物量を聴き分ける音楽脳の器量おそるべし。2023/01/13
Tomoichi
24
第二弾が出ていたので購入。評判が良かったから出版されたと思うけど、かなりマニアックです。クラシック好きの意見も聞きたいな。2023/05/20
tokko
20
やはり音楽を聴いたことがないと苦しくなってきます。次第に気になる評だけを読むことになりました。もっと気長にCDでも探しながら読めるくらいに時間がある時じゃないと、向かない本ですかね。2023/02/08