出版社内容情報
ジューディア・パール[ジューディア パール]
著・文・その他
ダナ・マッケンジー[ダナ マッケンジー]
著・文・その他
松尾 豊[マツオ ユタカ]
解説
夏目 大[ナツメ ダイ]
翻訳
内容説明
チューリング賞受賞「人工知能の巨人」が史上最大の難問「なぜ?」の問題に挑む。この商品が売れた理由は?感染症が広まった理由は?従来の統計学やデータ分析からだけでは、この「なぜ?」という問いには答えられない。しかし、「なぜ?」という問いに人工知能が答えられれば、人間のように考える。“強いAI”をつくることができる。統計やデータを超えた「因果関係」は、いかにして得られるか。そもそも私たち人間は、どのように「因果関係」を考えているか。―まずは3段の「因果のはしご」を登ってみよう。
目次
序章 「因果推論」という新しい科学
第1章 因果のはしご
第2章 シューアル・ライトが起こした革命―因果推論創世記
第3章 結果から原因へ―ベイジアンネットワークの真価と限界
第4章 交絡を取り除く―ランダム化比較試験と新しいパラダイム
第5章 タバコは肺がんの原因か?―喫煙論争の煙を吹き飛ばす
第6章 パラドックスの詰め合わせ―因果のレンズで世界を見る
第7章 介入―険しい山を登るための強力な道具一式
第8章 反事実―「こうであったかもしれない」世界を考える
第9章 媒介―因果関係の背後にはどんな仕組みがあるのか?
第10章 ビッグデータ、AI、ビッグクエスチョン
著者等紹介
パール,ジューディア[パール,ジューディア] [Pearl,Judea]
コンピュータ科学者、哲学者。人工知能への確率論的アプローチの導入とベイジアンネットワークの開発によって世界的な名声を獲得。構造モデルに基づく因果推論と反事実的推論の開発でも知られ、「人工知能分野の巨人」と呼ばれている。2011年には、コンピュータサイエンスにおける最高の栄誉であるチューリング賞を受賞した。現在、カリフォルニア大学ロサンゼルス校コンピュータサイエンス学科教授
マッケンジー,ダナ[マッケンジー,ダナ] [Mackenzie,Dana]
科学ライター。プリンストン大学で数学の博士号を取得。サイエンス誌やディスカバー誌などに寄稿する
松尾豊[マツオユタカ]
東京大学大学院工学系研究科教授、日本ディープラーニング協会理事長。東京大学工学部電子情報工学科卒業、同大学院博士課程修了。博士(工学)。産業技術総合研究所、スタンフォード大学を経て、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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