出版社内容情報
五輪を潰せ!
新たなスポーツ大会「ザ・ゲーム」の計画が浮上した。
果たして黒幕は誰なのか。記者が、たどり着いた真相とは!?
五輪の意義を問う、衝撃のサスペンス!
メディアを排除し、ザ・ゲームを開催せよ!
コロナ禍にもかかわらず、強引に開催された東京五輪の最中、大学教授が、「五輪は集金・分配システムに変化し、意義を失った」という言葉を残して、日本を去った。
数年後、新聞記者がある情報を手にする。世界的企業が、新たなスポーツ大会「ザ・ゲーム」を企画している、と。
記者は、この大会を仕掛ける、謎の組織の正体を暴けるのか。
堂場 瞬一[ドウバ シュンイチ]
著・文・その他
内容説明
メディアを排除し、「ザ・ゲーム」を開催せよ!コロナ禍にもかかわらず、強引に開催された東京五輪の最中、大学教授が、「五輪は集金・分配システムと化し、意義を失った」という言葉を残して、日本を去った。数年後、記者がある情報を手にする。世界的企業が、新たなスポーツ大会「ザ・ゲーム」を企画している、と。記者は、この大会を仕掛ける、謎の組織の正体を暴けるのか。
著者等紹介
堂場瞬一[ドウバシュンイチ]
1963年生まれ。茨城県出身。青山学院大学国際政治経済学部卒業。2000年『8年』で第十三回小説すばる新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミカママ
533
なんとも物騒なタイトルだが、書かれている内容はしごくまっとうだ。オリンピック大会の行われる時期や競技時間が、米NBC主導であることはなんとなく知っていたが、ここまでとは。「お祭り」「商業主義の結晶」と割り切るか、それともまったく別物の「スポーツ優先主義大会」を作るか。オリンピックそのものがなくなることはないと思うが、原点に立ち戻る時期に来ているのかもしれない。ボーナスとして堂場さんのスポーツもので著名な「アノ方」が出てきてびっくり。ファン必読書。2024/02/04
旅するランナー
263
ザ·ゲーム。オリンピックと同時期に、アスリートファーストな大会として開催される。スポンサーなし、テレビ中継なし、取材拒否、無観客、出場者による費用自己負担。オリンピックの真逆いく、アスリートオンリーなポリシー。この変わったスポーツイベントの成り行きを、東日スポーツの記者菅谷が取材する姿を描く、変わった小説。作者はオリンピックの存在意義を問いたいのでしょう。全体的に盛り上がりに欠けますけど、孤高のランナー山城の登場にはファンはヒート間違いなし。2022/11/11
いつでも母さん
172
田舎に住む私にとって、ほとんどのメジャースポーツはTVで観戦するのが現実。だから、オリンピックは発祥の地ギリシャで開催され続けたらいいと思っていた(極論ではあるが)商業オリンピックに拍車がかかり、誘致や開催に色んな思惑や力学が働くようになって、更にはプロとアマチュアの垣根も渾然としている今、堂場さんの物騒なタイトル作はいつか・・そんな日がそんな事になる時が来るかもしれないと思いつつ読んだ。スポーツは本来アスリートのためのもの。だが、現実はアスリートは色んなことに縛られる。これは永遠のテーマかもしれない。2022/09/30
雅
79
巨大化し過ぎたオリンピックへの警鐘でした。確かに金集めのイベントと化している気もしているので、アスリートファーストとは何かを考えるべきかと2023/07/29
はにこ
65
商業目的となっているオリンピックを揶揄すべく開催されたザ・ゲーム。オリンピックを観るのは大好きなので、やっぱり実況とかあって欲しいかな。大会が増えれば出場できる選手も増えるし、マスコミをシャットアウトすれば競技に集中できるのは分かる。応援すればこそ、選手のあれこれを知りたくもなるけど、行き過ぎは良くないね。選手の立場について考えさせられた。2026/06/18




