出版社内容情報
絶対にスマホなんか持つものか、あんなものは一生いらないと思っていた。しかし、今、私の手元にはiPhone8がある。まさかスマホ嫌いの私が、スマホを手にする日が来るとは、想像もしていなかった――携帯電話すら持ったことのない著者が、重すぎる腰を上げてスマホ購入を決断したのは、老いた愛猫に何かあったときにスムーズにタクシーを呼ぶためと、使っているパソコンに不具合が起きたときに仕事相手に連絡を取るためだった。しかし、いざ手に入れてみると、幾重にも要求されるパスワード地獄、キーボード無しの難儀な文字入力、生存確認として友人から義務付けられたゲームのわずらわしさ、いちいちしなければならない充電作業、文字の読みにくい小さな画面……便利よりも不便に感じることだらけなのであった。「スマホになじんでおりません」。
切実さに満ちながら、どこかクスっと笑ってしまう著者の奮闘エッセイ。
内容説明
重すぎる腰を上げてスマホを手にした著者を待っていたのは…幾重にも要求されるパスワード地獄。キーボード無し、指先での難儀な文字入力。画面が小さくて文字が読めない。いちいち必要な充電作業がわずらわしい。そもそもスマホを信用できない!etc.切実さに満ちながらも思わずクスっと笑ってしまう、共感満載の奮闘エッセイ。
目次
やっぱり買ったほうがいい?
携帯ショップでパスワード地獄
メール設定への道
メールアドレス入力の悶え
スマホゲームの誘惑
スマホのわからないこと
スマホ画面が開かない
LINEのスタンプ
音楽を買う
老ネコ旅立つ
花の名前
スマホの不具合
インスタグラムの怪
おばちゃん同士のLINE
ネットバンキングとスマホ
スマホと花
スマホ沼
スマホとのつきあい方
著者等紹介
群ようこ[ムレヨウコ]
1954年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒業後、広告代理店、編集プロダクション、本の雑誌社勤務を経て独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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